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桜道

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

〒311-1307  茨城県東茨城郡大洗町桜道

さくら道

(桜道 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 17:30 UTC 版)

荘川桜岐阜県高山市

さくら道(さくらみち)は、石川県金沢市から愛知県名古屋市までの国道の別名、および、それに取材した中村儀朋の小説

1994年に、これを題材にした映画が公開され、2009年には、読売テレビの制作でドラマ化された。

概説

太平洋側にある愛知県名古屋市から日本海側にある石川県金沢市までの国鉄バス名金急行線の車掌・佐藤良二は、岐阜県荘川村(現高山市)にある御母衣ダム建設によって水没する集落の象徴だった桜の木(荘川桜)がダムの畔に移植され、見事に開花したことに感動し、「太平洋日本海を桜で繋ごう」と1966年(昭和41年)から名金急行線の沿線(国道304号国道156号ほか)に、だだ一人で桜の苗木を植え始めた[1]1977年に志半ばにして病で倒れ47歳で亡くなるまでの12年間に、約2,000本の桜を植えた[1]。起点の名古屋城本丸前にはその1,000本目、終着点の金沢市兼六園に1,500本目がある。

この話は『さくら道』(中村儀朋・著/風媒社・刊)およびそれを映画化した『さくら』(1994年)のモデルとなっただけでなく、国語の教科書にも載った。

名金急行線は廃止され佐藤も故人となったが、桜の花の天の川をかけたいという佐藤の意志は、地元の有志達に受け継がれ、桜の苗木は植え続けられている[1]。その桜は荘川桜と共に毎年咲き誇り名古屋と金沢を結び、旧名金急行線沿線では『さくら道国際ネイチャーラン』などのイベントが行われている。さくら道国際ネイチャーランは、佐藤の意志を絶やすまいとして生まれた、名古屋城から金沢の兼六園にある佐藤桜までの約250キロメートルの距離を36時間以内で走る耐久レースで、毎年4月の桜が咲く時期に開催されている[1]

映画版

テレビドラマ版

読売テレビ開局50年記念ドラマ ダイワハウスドラマスペシャル・さくら道』(よみうりテレビかいきょくごじゅうねんきねん -・さくらみち)として、2009年3月17日の21:00 - 23:03(JST)に、読売テレビの制作により、日本テレビ系列で放送され、副音声では解説放送を実施し、連動データ放送も実施した。視聴率は8.5%。

当作品は、乳癌であったことを告白した赤木春恵のテレビドラマ復帰第1作でもあった。

出演

ほか

事前番組

放送日時は、すべて読売テレビ基準とする。

さくら道〜知られざる“奇跡の桜”物語〜
  • 2009年3月15日 16:25 - 17:20
まもなく!さくら道
  • 2009年3月17日 20:54 - 21:00

※ この『まもなく!さくら道』がネットされた局は、実質20:54からのフライングスタートとなっている。

スタッフ

脚注

  1. ^ a b c d 浅井建爾『道と路がわかる辞典』(初版)日本実業出版社、2001年11月10日、132-133頁。ISBN 4-534-03315-X 


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甲斐 正三声 - 仁内建之桜道会甲斐組初代組長。桜道会若頭。竜に惹かれるものを感じ、その「強運」を手に入れるべく、竜に勝負を挑む。桜道会と敵対する美好一家により狙撃され、車椅子生活となる。甲斐自らによる美好暗殺後も竜を追い続けるが、竜、甲斐、丸子、桜田道造の4人で麻雀をした後、目の前で桜道会会長である桜田が美好一家組員に銃撃される事件が発生する。組を挙げて美好一家への復讐を行うが、そのさなかに死亡する。石川 喬声 - 内海賢二甲斐組二代目組長であり、桜道会初代幹事長。甲斐の跡目を継いで甲斐組組長に就任する。甲斐と同様、竜の「強運」を手に入れるべく麻雀勝負を挑む。同じ甲斐の門下生であった本宮春樹の死がきっかけで本宮の弟の配下に襲撃され収容先の病院で死亡する。背中に夜叉の刺青を持つ。桜田 道造声 - 細井重之広域暴力団桜道会初代会長。竜との麻雀勝負の後、敵対する美好一家組員による銃撃を受け入院。病室で石川に親子の盃を与えた後、再び竜との麻雀勝負を願いつつ息を引き取る。川地 幸一声 - 安田隆桜道会川地組組長。反甲斐組勢力の代表格。ヒゲとメガネがトレードマーク。桜田道造の死後、反甲斐派勢力を率いて桜道会を脱退、幸友会を結成するが、石川の指示により殺害される。最初に竜を発見した極道。作中では初めて竜から和了った人物でもある。室田 栄声 - 荒瀬、筈見純桜道会室田組組長で川地の腹心。川地同様、甲斐組の手にかかり死亡する。本宮 春樹声 - 江原正士横浜に拠点を置く桜道会系本宮組組長。33歳。「東海の暴れん坊」の異名を持つ。本宮秋生の兄。石川とは「同じ釜の飯を食った仲」だったが、二代目甲斐組組長の座を取られたという感情から、海東武に唆され石川暗殺を謀る。自ら鉄砲玉となり出向くが石川に諭され侠としてけじめを付けるべく、竜と対局中の海東を襲撃し命と引き換えにその左目を奪う。本宮 秋生
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