栄養素配分の適正化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 21:22 UTC 版)
その他、以下の点に注意して食事をすることが重要である。 毎日、いろいろな食品をとり混ぜて、バランスよく摂取する。 アルコール、甘いものは控えめにする。 食物繊維をとる。 1日3食きちんと食べる。 食事療法でよく問題になる卵に関しては、2006年11月厚生労働省研究班が「卵を毎日食べても食べなくても、心筋梗塞になる危険度はあまり変わらない」との疫学調査を発表した。 炭水化物:60% たんぱく質:15%–20%(獣鳥肉より魚肉・大豆たんぱくを多くする) 脂肪:20%–25%(獣鳥性脂肪を少なくし、植物性・魚肉性脂肪を多くする) コレステロール:1日 300 mg 以下 食物繊維:25 g 以上 アルコール:25 g 以下(他の合併症を考慮して指導する) その他:ビタミン(C、E、B6、B12、葉酸など)やポリフェノールの含量が多い野菜・果物などの食品を多くとる(ただし、果物は単糖類の含量も多いので摂取量は1日80〜100kcal以内が望ましい)。
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