栃本関跡
| 名称： | 栃本関跡 |
| ふりがな： | とちもとのせきあと |
| 種別： | 史跡 |
| 種別2： | |
| 都道府県： | 埼玉県 |
| 市区町村： | 秩父市 |
| 管理団体： | |
| 指定年月日： | 1970.11.12(昭和45.11.12) |
| 指定基準： | 史6 |
| 特別指定年月日： | |
| 追加指定年月日： | |
| 解説文： | S45-5-112[[栃本関跡]とちもとのせきあと].txt: 栃本は、東海道箱根、中山道横川両関所の中間にあり、江戸から甲州・信州への交通の要所に位置する。江戸初期より明治維新まで、大村家が代々関守をつとめたが、大村家は武田家の家臣で、主家滅亡後、ここに移住し、栃本組名主をもかねていた。 関所は文政元年と５年の２度、火災によって、居宅・御番門・板矢来・柵木・高札等を焼失したので、現存のものは、その後に建て替えられたものである。奥秩父の山峡を通る旧秩父往還に面し、背後は急斜面の林叢、前面は眼下に荒川の溪谷をのぞみ、はるかに雁坂峠を越えて甲州、十文字峠を越えて信州を指呼の間にのぞみうる位置にある。建物は木造瓦葺き切妻造り、一部２階建てであるが、かつては平家で、屋根も板葺きであった。しかし、平家部分の玄関の間・中の間・上段の間と外縁、またこれと区画される居間・いろりの間・台所の私宅部分は、江戸時代の関守屋敷の様相をあきらかにとどめ、御番門・矢来・柵木等の旧位置も、絵図によってわかることは貴重である。 |
栃本関所
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/25 13:47 UTC 版)
栃本関所（とちもとせきしょ）は、武蔵国と甲斐国の間の雁坂峠を越して通じる秩父往還（別称、甲州裏街道）にあった関所のひとつ[2]。
- ^ a b c d 新編武蔵風土記稿古大滝村関所.
- ^ a b 本間（1988）、642-644。
- ^ a b c d e f g 伊古田（1979）、198頁。
- ^ a b c d e f 有限会社平凡社地方資料センター（1993）、667頁。
- ^ 本間（1988）、643頁。
- ^ a b c d e f g h i j 本間（1988）、644頁。
- ^ a b 新編武蔵風土記稿秩父郡元禄年中改定図.
- ^ 埼玉県教育委員会・埼玉県立博物館（1990）、14頁。
- ^ 大島(1995)、222頁
- ^ a b c d e f 山梨県教育委員会（1984）、8頁。
- ^ 太田(1988)、92頁。
- ^ a b c d e f g h i 有限会社平凡社地方資料センター（1993）、668頁。
- ^ a b c 伊古田（1979）、199頁
- ^ 有限会社平凡社地方資料センター（1993）、666頁
- ^ 秩父市大滝村誌編さん委員会（2011）、343頁。
- ^ 秩父市大滝村誌編さん委員会(2011)、344頁。
- ^ a b c d e 埼玉県教育委員会・埼玉県立博物館（1990）、16頁。
- ^ 新編武蔵風土記稿古大滝村加番所.
- ^ 大島（1995）、67-72頁
- ^ a b 伊古田（1979）、198-199頁。
- ^ a b 秩父市大滝村誌編さん委員会編（2011）、345頁。
- ^ 梶(1975)、18頁。
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