木村義雄名人の裁定により、処分取り消しとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 木村義雄名人の裁定により、処分取り消しの意味・解説 

木村義雄名人の裁定により、処分取り消し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 02:38 UTC 版)

陣屋事件」の記事における「木村義雄名人の裁定により、処分取り消し」の解説

升田行動を非として厳しく処分した連盟執行部対し世論反発した将棋通の著名人が、連盟対処当否巡って新聞や雑誌議論戦わせる事態となった棋士からは、「陣屋事件」について棋士総会に諮らずに、理事会だけの判断升田処分したことに異議唱えられた。3月4日開かれた棋士総会では「『陣屋事件』の解決については、木村義雄名人一任する」という結論となり、3月15日改め開かれた臨時棋士総会で、木村裁定発表された。 一、升田八段今回対局拒否につき遺憾の意を表する。二、理事会行きすぎのあったことにつき遺憾の意を表する。三、升田八段会員待遇停止処分一字不明十五をもって解除する。四、理事提出した辞表受理しない。 — 木村名人裁定について報じた毎日新聞記事昭和27年3月15日夕刊)から引用理事臨時棋士総会出席した棋士たちは、木村裁定了承した。なお、升田は「帰郷中」で3月15日臨時棋士総会欠席した升田第1期王将位を獲得したことが確定し、「陣屋事件」が起きた第6局手合割香落ち)は改め升田不戦敗となり、3月30日31日東京赤坂の「比良野」で行われた第7局(手合割平手)は升田が勝ち、第1期王将戦升田の5勝2敗で終了した

※この「木村義雄名人の裁定により、処分取り消し」の解説は、「陣屋事件」の解説の一部です。
「木村義雄名人の裁定により、処分取り消し」を含む「陣屋事件」の記事については、「陣屋事件」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「木村義雄名人の裁定により、処分取り消し」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「木村義雄名人の裁定により、処分取り消し」の関連用語

1
14% |||||

木村義雄名人の裁定により、処分取り消しのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



木村義雄名人の裁定により、処分取り消しのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの陣屋事件 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS