一字

デジタル大辞泉

いち‐じ【一字】

読み方：いちじ

１ 一つの文字。

２ 《一文銭(いちもんせん)の表面に文字が四つあるところから》1文の4分の1。2分5厘。〈書言字考節用集〉

３ （「一銭一字」「一文一字」などの形で）わずかな銭(ぜに)1文を強調する言い方。

「一文—違うても、おのれが生けておかれうか」〈浄・二枚絵草紙〉

歴史民俗用語辞典

一字

読み方：イチノジ（ｉｃｈｉｎｏｊｉ）

田畑畝歩の表記。

隠語大辞典

一字

読み方：いちのじ

1. 錠ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・熊本県〕
2. 錠。〔第六類　器具食物〕
3. 錠を云ふ。
4. 錠前。江差　刑事隠語。
5. 錠前。錠前をピンということから、ピンは即ち一でこの語あり。〔盗〕

分類 刑事隠語、熊本県、盗／犯罪

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「一字」の例文・使い方・用例・文例

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• 彼は単語リストから選び出した単語を結びつけたり、一字一字アルファベットを組み合わせて単語をつづることができた。
• 教授の言う一字一句を全部ノートする学生がいる.
• 度重なる屈辱にも我々は忍の一字で耐えてきた.
• 一字一句に氏の熱誠がこもっている.
• （彼が文を作るに）一字一句苟もせず、片言隻語苟もせず
• 一字一字味わって読む
• 一字一字拾って読む
• 一字書き入れる
• 一字一句直訳する
• 一字書き漏らした
• 一字聞き漏らした
• 一字一句もおろそかにするな
• 一字一字かみしめるとなかなか味がある
• 一字一句もゆるがせにするな
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• 一字一句をゆるかせにするな