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だんりゅう ―りう 0 【暖流】

周り海水よりも高温海流。普通、熱帯または亜熱帯海域から発し、比較高温高塩分のためプランクトン少なく、透明度が高い。黒潮はその代表。

寒流(かんりゆう)



海の事典

海洋情報研究センター海洋情報研究センター

暖流(だんりゅう)warm current

緯度海流は、近似的に暖冷水境目をほぼ等温線沿って流れており、暖流といっても、決して周りより暖かい水の流れではなく海洋学上あまり使われない。しいて定義すると、大気大量の熱を与えつつ、それ自体流下方向水温下げていく海流ということになる。ただ、北半球で岸を右手に、岸に沿って流れ海流では、流軸から海岸まで比較的狭い帯状域に暖存在することになり、暖流という言葉がぴったりした感を与えるので、対馬海流宗谷海流津軽海流場合には、しばしば対馬暖流というような呼び方が使われることが多い。


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海流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/07/03 17:45 UTC 版)

(暖流 から転送)

世界の主な海流(暖流は赤、寒流は青)
世界の海流図(暖流は赤、寒流は緑)、1943年アメリカ陸軍による
世界の海流図(暖流は赤、寒流は黒)、2004年

海流(かいりゅう)は、地球規模でおきる海水の水平方向の流れの総称。似た現象に潮汐による潮汐流(潮流とも)があるが、潮汐流は時間の経過に伴って流れが変化し、短い周期性を持つ。海流はほぼ一定方向に長時間流れる。また海の中は鉛直方向にも恒常的な流れが存在する海域もあるが、その流速はひじょうに小さいので、通常は海流とは呼ばない。海流はその性質により、暖流と寒流の2種類に大別される。

海流が発生する原因は諸説あるが、大きく分けて表層循環と深層循環がある。表層循環と深層循環の意味は、メカニズム的に論じるか現象的に論じるかで違ってくる。メカニズム的に言えば、海面での風(卓越風)によって起こされる摩擦運動がもとになってできる「風成循環」が表層循環、温度あるいは塩分の不均一による密度の不均一で起こる「熱塩循環」が深層循環である。この二つを総称して、海洋循環と呼ぶ。「海流」が海水の流れを重視した呼び方であるのに対して、「海洋循環」は特に地球規模での海水の巡り、循環を重視した呼び方であり、これらを使い分けることが多い。

なお日本語では、潮流と言った場合はふつう潮汐流のことだが、黒潮親潮潮境などのように「」を潮汐の意味でなく海流の意味で使うことも多く、また、海水浴場における遊泳上の注意など、潮汐流のことを指して「海流」と言う場合もあり、まれに逆もあるので注意。

黒潮メキシコ湾流を二大海流といい、これらは流量が多く、流速も速い。


  1. ^ 能沢源右衛門 『新しい海洋科学』 成山堂書店、1999年。ISBN 4-425-53007-1
  2. ^ 監修者和達清夫 『海洋の辞典』 東京堂出版、1960年。






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