映画『モスラ』(1961年)のモスラ
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モスラの幼虫 繭から羽化したモスラ インファント島の守護神。小美人が興行師ネルソンに連れ去られたため、洞窟にあった卵から生まれ、本能で小美人を追って東京にやってきた。幼虫の形態で180メートルにまで巨大に成長して東京第三ダム、横田、渋谷、芝にわたってビルを破壊し、東京タワーに繭を張って短期間で羽化して成虫になると、今度はネルソンの逃亡先であるロリシカ国のニューカーク市を破壊するが、福田善一郎たちが空港にモスラの紋章を描き、着地したところに返された小美人を連れてインファント島へ帰る。 関連資料などでは初代モスラと表記される。 この作品の幼虫のみ、夜間の海上で光り輝いている。ただし、以後のシリーズで発光する描写は見られず、設定にも表記されたことはない。 原作『発光妖精とモスラ』では繭を作る建造物は国会議事堂で、脚本第1稿でもこれに準じていたが、60年安保をモチーフにした部分があり、政治性が強いという理由から変更された[要出典]。また、初期案では初上陸地点は鎌倉が予定されていた。 幼虫が東京を襲撃するシーンでは、初代ゴジラと同様に画面の上手から下手へ進行しており、人類を圧倒する強者であることを示している。 助監督を務めた中野昭慶によれば、スタッフの間では幼虫が「チョココロネのようで美味しそう」という評判であったという。
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