日本語のウクライナ語転写
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 07:21 UTC 版)
「ウクライナ語」の記事における「日本語のウクライナ語転写」の解説
詳細は「ウクライナ語の日本語表記」および「Wikipedia:外来語表記法/ウクライナ語」を参照 必ずしも日本語の発音通りとはならないが、日本語をウクライナ語アルファベットで表記する場合には以下のようなものが用いられている(大文字で表示)。ウクライナ語話者の間で日本語を勉強する人口がそれほど多くないこともあり、あまり研究されているとは言えないが、ソ連時代に盛んに行われたロシア語による日本語研究を背景に転写法は十分に整備されているといえる。 また日本では、ソ連時代のウクライナで起きた歴史的出来事については、ハリコフ攻防戦やチェルノブイリ原発事故のようにロシア語地名で表記することが多く、ウクライナ語の地名は一般に普及しているとは言い難い。 公式にはウクライナの地名はウクライナ語に沿った表記が求められるが、下記のようなロシア語名の方が有名であったり一般に知られている例も多かった。しかし2022年にロシアがウクライナに侵攻して以降、日本国内でもウクライナ語に沿った表記に変える動きがあり、3月31日には日本政府が公式表記の変更を決定した。 キーウ:ロシア語名キエフ ハルキウ:ロシア語名ハリコフ チョルノーブィリ:ロシア語名チェルノブイリ オデーサ:ロシア語名オデッサ ただし、セヴァストポリやヤルタなどのようにロシア語とウクライナ語の発音差がほとんどない都市もある。
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