日本国内において
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 06:59 UTC 版)
日本では、いわゆる日本刀発達以前の青銅剣に諸刃のものが見られ、こと青銅が脆い金属であるために剣としてはあまり長くできず、上に挙げたケルトダガーのような短めのサイズのものも見られる。しかしその後、鉄器と鍛造技術の発達で重く長く折れ難い日本刀が主流となっていく過程で、地方の細工用包丁や槍鉋などの特殊工具、神社仏閣への奉納を目的として製作される刀剣を除き、諸刃の短剣は廃れてしまった。このため日本でダガーというと、専ら西欧の様式に基づく刀剣ないしナイフとみなされる。 鎧の隙間から刺す武器としては鎧通しと呼ばれる片刃の小刀が使われていた。
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