日本に帰化する種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 03:10 UTC 版)
ヤブチョロギ Stachys arvensis (L.) L. - 別名、ヤブイヌゴマ。越年草。茎は基部から分枝して立ち上がり、高さは10-40cmになり、4稜がある。全体にまばらに毛が生える。花冠は淡紅色、下唇は3裂して中裂片が大きい。萼と葉は紅紫色になることがある。ヨーロッパ原産で、南アメリカ、北アメリカ、オーストラリア、アジアの暖地に広がる。日本では、本州(新潟県および近畿地方以西)、九州、琉球に帰化している。 オトメイヌゴマ Stachys palustris L. - 多年草。植物体全体に白毛が密生する。茎は根茎から直立し、高さは約1cmになり、4稜があって、稜に下向きの剛毛がある。花冠は濃紅紫色から淡紫色で、上唇の外側に毛が生え、下唇は3裂して中裂片の内側に白斑がある。ヨーロッパ中部から北部の原産で、ヨーロッパ全域、北アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドに帰化している。日本では、北海道名寄市(旧風連町)や千葉県で知られる セイヨウイヌゴマ Stachys annua (L.) L.
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日本に帰化する種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/25 15:19 UTC 版)
モミジバキセワタ Leonurus cardiaca L. - 本属のタイプ種。多年草。茎の高さは100-150cmになり、茎の中部で分枝する。茎葉の下部のものは長卵形で、先が2-3裂し、縁に鋭い鋸歯があり、長い葉柄がある。上部にいくにしたがって小さくなり、無柄になる。花冠は淡紅紫色で、長さ1cmになる。ヨーロッパ原産で、日本では1975年に小樽市で採集された。北海道、本州(神奈川県)で確認されている。北アメリカにも帰化している。
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