文学記念室
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東土堂町13-28(北緯34度24分33秒 東経133度11分57秒 / 北緯34.40917度 東経133.19917度 / 34.40917; 133.19917)。 元々は地元企業役員の福井邸。庭付きの木造平屋建、桟瓦葺で数寄屋造りの建物で、東棟・西棟・茶室からなり、いくつかの部屋では当初から茶会ができるように設計されている。1912年(大正元年)に東棟、1927年(昭和2年)に西棟、1928年(昭和3年)に茶室と増改築を行い現在の形となった。福井家の希望により、1998年に市が建物並びに庭園を整備し、文学記念室として公開した。 尾道ゆかりの作家である林芙美子・高垣眸・横山美智子・行友李風、歌人である中村憲吉・山下陸奥・麻生路郎の愛用品や書簡、直筆原稿等を展示している。特に、林芙美子については東京の家にあった書斎が再現されている。中村憲吉の遺作も展示している。 ちなみにこの建物は、映画「太陽は泣かない」(1976年飯塚二郎)「あの、夏の日」(1998年大林宣彦)のロケ地でもある。 2004年9月10日、旧福井家住宅(尾道市文学記念室)主屋・茶室・土蔵として、国の登録有形文化財に登録された。
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