握ること
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 08:15 UTC 版)
拳の握り方には、先に親指以外の4指を折り曲げ、親指を添えるようにして握り込む方法と、逆に、親指を内側にして4指を握り込む方法とがある。 いずれにせよ、五指を握り根で一つの塊にしたものを拳と言い、殴打のためにこれが使われる。格闘などの際にこうする理由としては、二つの面がある。 ポジティブには手の先端を堅い塊とする事である。もっとも自在に使えて、かつ前によく伸びる部分である手の先端に堅い塊を作る事で、これを対象にぶつける事で、大きな攻撃力を得る事が出来る。 ネガティブには細くて関節が多く、かつ繊細である指を守る事である。指の一本ないし数本を掴まれるとそれだけで 抵抗力の多くを失い、また傷つけられると大きな痛手となる。そうでなくても指がどこかに引っかかるだけで大きな傷を負う可能性があり、それを折り込んでまとめるのは弱点を隠すという意味がある。
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