性病

デジタル大辞泉

せい‐びょう〔‐ビヤウ〕【性病】

読み方：せいびょう

性行為によって感染する病気。性病予防法では梅毒・淋病(りんびょう)・軟性下疳(なんせいげかん)・鼠蹊(そけい)リンパ肉芽腫症の四つが定められていた。平成11年（1999）同法は廃止され、代わって施行された感染症予防法では感染症の一部として、梅毒・後天性免疫不全症候群などが指定されている。性感染症。性行為感染症。

目の事典

性病

・性病		淋菌の場合，淋菌性結膜炎を起こしてきます。症状は，まぶたが強く腫れたり，膿のような目やにがでたり，放置すれば角膜穿孔して失明します。昔はこれが原因で失明した人も多かったようですが，ペニシリンがある現在では，失明にまで至ることはなく，患者数も減っている病気です。先天性梅毒では角膜実質炎やブドウ膜炎（網脈絡膜炎）が起こり，後天性梅毒ではブドウ膜炎（虹彩毛様体炎）を起こすことが多いようです。

女性のからだ用語解説

性病

主にセックスによって感染する病気で、梅毒、淋病、軟性下疳（なんせいげかん）、鼠径（そけい）リンパ肉芽腫の４つをいいます。
これらの病気は、「性病予防法」という法律によって、医師が患者を発見したときは必ず保健所に届け出なければならないことになっています。

エイズ関連用語集

性病

Venereal disease

【概要】 性交によって感染する疾患。「性病予防法(1948)」では性病を、1)梅毒、2)淋病、3)鼡径リンパ肉芽腫症、4)軟性下疳に限っていた。現在は感染症予防法で一括するので、いわゆる"性病"という言葉は、性感染症に置き換わった。

《参照》 性感染症

短編小説作品名辞典

性病

作者磯部裕之

収載図書ショートショートの広場 14
出版社講談社
刊行年月2003.2
シリーズ名講談社文庫

ウィキペディア

性感染症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/09/14 04:30 UTC 版)

性感染症（せいかんせんしょう、性行為感染症、性病、英: sexually transmitted infections: STI, sexually transmitted diseases: STD, venereal diseases: VD）とは、膣性交、肛門性交、口腔性交を含む性行為によって感染する感染症である。ほとんどの性感染症は感染初期に症状を示さない。そのため他の人へ感染させやすい。花街(花柳界)で流行する病気であることから性病は花柳病とも呼ばれる。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

性病

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 11:04 UTC 版)

この単語の漢字
性	病
せい 第五学年	びょう 第三学年

発音

せ↗ーびょー

名詞

性病 (せいびょう)

1. (病気) 性感染症。

Weblio日本語例文用例辞書

「性病」の例文・使い方・用例・文例

• 慢性病
• 性病
• 彼は沢山の女の子とセックスしてきたから性病になるのは当たり前だ。
• 見境なくセックスしまくる人はエイズなどの性病が怖くないのですか？
• 性病にかかりました。
• 性病にかかっているかもしれません。
• 慢性病.
• 慢性病の患者.
• 慢性病者, 不治の病人.
• 急性病
• 急性病が慢性病になる
• 慢性病患者
• ボツリヌス中毒の原因となるボツリヌス毒素を生む嫌気性病原菌
• 慢性病の回復あるいは治療のための病院
• 肝臓の正常な機能を妨げる慢性病
• ネイサリアゴノロエエ菌（淋菌）によって生じる一般的な性病
• カリマトバクテリウム・グラヌロマティスによって生じる性病