得手吉とは? わかりやすく解説

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エテ吉

読み方:エテきち
別表記:えてきち、得手吉

のこと。および、人をのようだ貶めて言う呼び方。「エテ」は「」を「去る」に通じるものとして避けた忌み言葉

えて‐きち【得手吉】

読み方:えてきち

《「得手」を人名めかした語》

得手1」に同じ。

二十三、四にて器量もよし、泣く事が—なり」〈洒・面和具噺〉

得手3」に同じ。

「ああ、また—へやられましたか」〈伎・四谷怪談

得手4」に同じ。


得手吉

読み方:えてきち

  1. 俚言集覧得手物でござる好物でござるといふを、人の名擬へて得手吉といふ。又男根をいふ。江戸語
  2. 得意のもの、好物人の名擬して云ふ。(二)転じて男陰の称。

分類 東京江戸語


得手吉

読み方:えてきち

  1. 男根異名
  2. 男陰を云ふなり。小僧唱へ悴と称し息子と呼ぶが如く自由行動の意に因る擬人法の名称ならんか。又得手物とも云へり。
  3. 得手吉。陰茎の一称。東京俚語「えて」又は「えてもの」ともいふ。「痿陰隠逸隠伝」に「中霊劫起(エテヲヲヤス)」とあり。又女陰をもいふ。「日本擬人名辞書」に「得手吉とは男陰の異名なり。小僧称へ伜と称し息子と呼ぶが如く自由行動の義による擬人名ならんか、又得手物ともいへり。古川柳に得手吉をお乳昼寝してやられといへる句あるも之は好物の義にあらずして股に悪戯書をされたるか、或は大根などの悪戯をいふなるべし」とあり。「得手吉が出て割れになる足角力」「御印文どうか女帝のえてのやう」「えてに帆をかけて裸のひるねなり」。
  4. 得手物ともいふ。男根のことを人名擬して得手吉といふたのである。〔情事語〕
  5. 得手物ともいふ。男根のことを人名擬して得手吉と称したのである
  6. 〔隠〕男根異名人名擬したもの、単に「えて」ともいふ。
  7. 男根のことをいふ。単に「えて」ともいふ。
  8. 男の陰部。「えて」に同じ。女の陰部を「なごのえてきち」又は「なごのえて」とも云ふ。
  9. 男根異名人名擬したるもの、単に「えて」とも略称する。昔の艶本には女根をも「女の得手吉」と書いてゐる。故に得手吉は一物解する正しいと思はれる。
  10. 男根異名で、人名なぞらえた名称。単に「えて」ともいう。えては我が得意なるものの意。
  11. 男根。「得手」即ち男の最も得意とするところ。〔不〕
  12. 男の陰部。「えて」に同じ。女の陰部を「なごのえてきち」という。

分類 不、俗語情事

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