幼稚園 (雑誌)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 幼稚園 (雑誌)の意味・解説 

幼稚園 (雑誌)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/06 23:11 UTC 版)


幼稚園』(ようちえん)は、小学館が発行している幼児向け雑誌隔月刊誌[注 1])。創刊は1932年。背表紙には競合誌の『たのしい幼稚園』(講談社発行)と差別化を図る為に「小学館の幼稚園」と書かれている。


注釈

  1. ^ 2021年以降は合併号が増え、事実上の隔月刊誌になっている。
  2. ^ 1988年から藤子・F・不二雄(藤本弘)の単独名義。
  3. ^ 2016年に休刊した『小学二年生』及び、2010年から2012年にかけて休刊した『小学三年生』 - 『小学六年生』の代替として2017年に創刊した小学生向け総合誌。
  4. ^ 集英社・白泉社とも自社で幼児誌は持たない。
  5. ^ 「めばえ」では2010年から『ちびまる子ちゃん』の掲載が再開されている。一方で2000年前後からは、主に男児向けアニメにおいて集英社系のコンテンツが講談社の幼児雑誌に掲載されるケースも出てくるようになり、女児向けアニメでもプリティーリズムの掲載は講談社「おともだち」およびその女児向け増刊「おともだちピンク」が先行していた(本誌の2011年5月号に対し、2010年10月号に開始)。ただし続編の『プリパラ』以降、講談社は撤退している。
  6. ^ 2021年12月時点で本誌で掲載された、同誌の漫画を原作とした最新の作品は『極上!!めちゃモテ委員長』であるが、2009年6月号に掲載されたのみ。玩具メーカーの戦略上の都合で幼稚園以下をターゲットにしていない『アイカツ!』や、性教育が題材の一部になっているなど幼児向けの内容ではない『水色時代』・『こっちむいて!みい子』(オムニバス番組『アニメ週刊DX!みいファぷー』内の作品の一つ)・『12歳。〜ちっちゃなムネのトキメキ〜』を始め、他に『少女革命ウテナ』など幼児をターゲットにしていない『ちゃお』関連のアニメ作品は本誌に掲載されていない。特に1996年度の同社の女児・少女向けアニメコンテンツが『水色時代』と『ふしぎ遊戯』シリーズ(少女コミック掲載作品)しかなかったことや、同年度から後述の集英社作品の連載もなくなったことから、この1年間は本誌では『魔法使いサリー』(絵柄は2代目アニメ版に準拠)が復活・連載された。
  7. ^ 集英社は幼児向け雑誌を発行していないため、『りぼん』や『週刊少年ジャンプ』・『Vジャンプ』・『最強ジャンプ』の作品のうち低年齢層をターゲットにした作品のみ本誌を含む小学館の幼児雑誌に掲載されている(ただし男児向けの『デジタルモンスター』シリーズなど、小学館のコンテンツと競合する一部作品《この場合は『ポケットモンスター』との競合となる》は『たのしい幼稚園』に掲載)。そのうち『りぼん』関連は『ナースエンジェルりりかSOS』の次作である『こどものおもちゃ』以降から本誌での連載を廃止した。
  8. ^ 同社の子供向け絵本雑誌で、2018年まで刊行されていた『おひさま』に掲載された絵本が原作で、オムニバス番組『アニメ週刊DX!みいファぷー』内の作品の一つである。後作品の『神風怪盗ジャンヌ』は本誌では連載されなかった。
  9. ^ 例えば『セーラームーン』と『カードキャプターさくら』は原作単行本の累計発行部数が約1000万部以上を記録し、『夢のクレヨン王国』、『おジャ魔女どれみ』シリーズも高視聴率を記録している。
  10. ^ 1980年代・1990年代の小学館及び集英社陣営のアニメはADK傘下の日本アドシステムズ(NAS)、東映アニメーションなどを経由した外部製作が多かった。
  11. ^ 『プリパラ』は2016年度まで発行していた増刊『なないろようちえん』には掲載された。
  12. ^ これらの作品は本来は中高生以上のアニメファンがターゲットであるため、テレビ東京系を除くほとんどの放送局では深夜アニメとして放送されていた。一方で同じくブロッコリー枠で、『ギャラクシーエンジェル』第三期の後番組『デ・ジ・キャラットにょ』は、子供向けの商業展開を行なうために内容面も子供向けにアレンジされたのに関わらず、本誌には掲載されなかった(『ちゃお』では『ギャラクシーエンジェル』は掲載されず、それと入れ替わるかのように『デ・ジ・キャラットにょ』が掲載された)
  13. ^ 日本雑誌協会が発行部数の算定に用いる「年度」とは前年の10月からその年の9月までの期間についてである。

出典




「幼稚園 (雑誌)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「幼稚園 (雑誌)」の関連用語

幼稚園 (雑誌)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



幼稚園 (雑誌)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの幼稚園 (雑誌) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS