幼稚園 (雑誌)
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『幼稚園』(ようちえん)は、小学館が発行している幼児向け雑誌(隔月刊誌[注 1])。創刊は1932年。背表紙には競合誌の『たのしい幼稚園』(講談社発行)と差別化を図る為に「小学館の幼稚園」と書かれている。
注釈
- ^ 2021年以降は合併号が増え、事実上の隔月刊誌になっている。
- ^ 1988年から藤子・F・不二雄(藤本弘)の単独名義。
- ^ 2016年に休刊した『小学二年生』及び、2010年から2012年にかけて休刊した『小学三年生』 - 『小学六年生』の代替として2017年に創刊した小学生向け総合誌。
- ^ 集英社・白泉社とも自社で幼児誌は持たない。
- ^ 「めばえ」では2010年から『ちびまる子ちゃん』の掲載が再開されている。一方で2000年前後からは、主に男児向けアニメにおいて集英社系のコンテンツが講談社の幼児雑誌に掲載されるケースも出てくるようになり、女児向けアニメでもプリティーリズムの掲載は講談社「おともだち」およびその女児向け増刊「おともだちピンク」が先行していた(本誌の2011年5月号に対し、2010年10月号に開始)。ただし続編の『プリパラ』以降、講談社は撤退している。
- ^ 2021年12月時点で本誌で掲載された、同誌の漫画を原作とした最新の作品は『極上!!めちゃモテ委員長』であるが、2009年6月号に掲載されたのみ。玩具メーカーの戦略上の都合で幼稚園以下をターゲットにしていない『アイカツ!』や、性教育が題材の一部になっているなど幼児向けの内容ではない『水色時代』・『こっちむいて!みい子』(オムニバス番組『アニメ週刊DX!みいファぷー』内の作品の一つ)・『12歳。〜ちっちゃなムネのトキメキ〜』を始め、他に『少女革命ウテナ』など幼児をターゲットにしていない『ちゃお』関連のアニメ作品は本誌に掲載されていない。特に1996年度の同社の女児・少女向けアニメコンテンツが『水色時代』と『ふしぎ遊戯』シリーズ(少女コミック掲載作品)しかなかったことや、同年度から後述の集英社作品の連載もなくなったことから、この1年間は本誌では『魔法使いサリー』(絵柄は2代目アニメ版に準拠)が復活・連載された。
- ^ 集英社は幼児向け雑誌を発行していないため、『りぼん』や『週刊少年ジャンプ』・『Vジャンプ』・『最強ジャンプ』の作品のうち低年齢層をターゲットにした作品のみ本誌を含む小学館の幼児雑誌に掲載されている(ただし男児向けの『デジタルモンスター』シリーズなど、小学館のコンテンツと競合する一部作品《この場合は『ポケットモンスター』との競合となる》は『たのしい幼稚園』に掲載)。そのうち『りぼん』関連は『ナースエンジェルりりかSOS』の次作である『こどものおもちゃ』以降から本誌での連載を廃止した。
- ^ 同社の子供向け絵本雑誌で、2018年まで刊行されていた『おひさま』に掲載された絵本が原作で、オムニバス番組『アニメ週刊DX!みいファぷー』内の作品の一つである。後作品の『神風怪盗ジャンヌ』は本誌では連載されなかった。
- ^ 例えば『セーラームーン』と『カードキャプターさくら』は原作単行本の累計発行部数が約1000万部以上を記録し、『夢のクレヨン王国』、『おジャ魔女どれみ』シリーズも高視聴率を記録している。
- ^ 1980年代・1990年代の小学館及び集英社陣営のアニメはADK傘下の日本アドシステムズ(NAS)、東映アニメーションなどを経由した外部製作が多かった。
- ^ 『プリパラ』は2016年度まで発行していた増刊『なないろようちえん』には掲載された。
- ^ これらの作品は本来は中高生以上のアニメファンがターゲットであるため、テレビ東京系を除くほとんどの放送局では深夜アニメとして放送されていた。一方で同じくブロッコリー枠で、『ギャラクシーエンジェル』第三期の後番組『デ・ジ・キャラットにょ』は、子供向けの商業展開を行なうために内容面も子供向けにアレンジされたのに関わらず、本誌には掲載されなかった(『ちゃお』では『ギャラクシーエンジェル』は掲載されず、それと入れ替わるかのように『デ・ジ・キャラットにょ』が掲載された)
- ^ 日本雑誌協会が発行部数の算定に用いる「年度」とは前年の10月からその年の9月までの期間についてである。
出典
- ^ 小学館AD POCKET - 『幼稚園』編集長インタビュー
- ^ 昭和40年男 - 50周年記念!『ドラえもん』0巻が発売前2度の緊急大重版を経て、いよいよ11月27日歴史的発売!【小学館】(2019年11月27日)
- ^ TSUTAYA NEWS - 親子で大興奮する『幼稚園』の付録がすごい! 最新号は夏の風物詩・流しそうめん!!【スマイルサプリ】(2021年8月5日)
- ^ 『幼稚園』7月号、異例の緊急重版 付録の「セブンティーンアイス」自販機が大人気ねとらぼ 2019年6月6日
- ^ 『国語年鑑 昭和30年版』秀英出版、1955年、51頁。NDLJP:2473011/32
- ^ 『国語年鑑 昭和31年版』秀英出版、1956年、52頁。NDLJP:2473012/32
- ^ 『年鑑こどもの図書館 1958年版』、36頁。NDLJP:2997219/25
「幼稚園 (雑誌)」の例文・使い方・用例・文例
- その男の子は幼稚園に入るまでにひとりで着替えをする練習が必要だ
- エリックとぼくは幼稚園からの親友だ
- 「幼稚園で何をしたの?」「たくさん歌を歌ったわ」
- 私の弟は幼稚園に通っています
- その幼稚園は1歳未満の赤ん坊は引き受けていない
- ここでは私立幼稚園の情報を見ることができます
- 幼稚園は、小学校に行く前の子供が通う就学前の学校です。
- 彼女は週に何回幼稚園に行きますか?
- 彼女の幼稚園は私の家から徒歩10分です。
- 幼稚園の教師
- 幼稚園を見学しにきました。
- 花子は幼稚園児だ。
- わたしは幼稚園児のときから高校時代までずっと制服を着ていた。
- 私はドイツの幼稚園に入園した。
- 思い出アルバム幼稚園
- その幼稚園で水痘が流行っている。
- 私は6月まで幼稚園教諭でした。
- 私はバスで幼稚園に行く。
- 幼稚園の先生になりたいです。
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