山菜としてのウルイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 21:06 UTC 版)
「オオバギボウシ」の記事における「山菜としてのウルイ」の解説
オオバギボウシの新芽の若葉はウルイと呼ばれ、山菜として賞味される。春先の若葉が丸まって立つように生え、葉の色がうり類の皮に似ているので、瓜菜(うりな)が転化したと言われている。別名としてウリッパ、アマナ、ギンボ、山かんぴょうなどがある。古くから山菜として食べられてきたが、丈夫で株が増えやすいため、栽培もののウルイも多く出回っている。市販の白いものは、生で食べられるように軟白栽培したものである。 食材としての主な旬は6 - 7月とされ、山菜としては灰汁が少なくて食べやすく、扱いが簡単なのが特徴である。天然のウルイの食味は甘味、ほろ苦さがあり、独特のぬめりやシャキシャキの歯触り感がある。軽く茹でてお浸し、サラダ、和え物、煮浸しなどにしたり、生のまま天ぷらや浅漬けに、また刻んで汁の実や炒め物して食べられている。
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