寄合

デジタル大辞泉

より‐あい〔‐あひ〕【寄（り）合（い）】

読み方：よりあい

１ 人が集まること。ある目的をもって集まること。また、その集まり。会合。集会。「同業者の—がある」

２ 種々雑多なものの集まり。「—世帯」

３ 相撲で、双方の力士がたがいに寄ること。

４ 中世・近世の郷村で、農民の自治的会合。祭礼や入会(いりあい)、年貢の割り付けのことなどを相談した。

５ 江戸時代、旗本で3千石以上の無役の者の称。若年寄の支配下にあり、寄合肝煎(きもいり)が監督した。

６ 連歌・俳諧の付合(つけあい)で、前句の中の言葉や物に縁のあるもの。例えば、松に鶴、梅に鶯(うぐいす)など。

歴史民俗用語辞典

寄合

読み方：ヨリアイ（ｙｏｒｉａｉ）

（１）中世の農民の自治会合。
（２）近世の合議によって事項を決定し、あるいは会談・会食すること。

地名辞典

寄合

読み方：ヨリアイ（ｙｏｒｉａｉ）

所在 高知県吾川郡仁淀川町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

寄合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/28 23:15 UTC 版)

寄合（よりあい）とは、日本の中世以降、郷村制における村の協議機関のことをいう。寺社や村役人の家で農事の規則や年貢の負担、村の経費の決算などが話し合われた。

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寄合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/05/12 14:13 UTC 版)

「マイスタージンガー」の記事における「寄合」の解説

寄合(Sitzung)は、組合の運営に関する事項について、マイスターたちを酒亭に召集して相談した。また、上記資格試験のうち、組合加入から「詩人」への昇格までは、寄合の酒亭がその会場となった。

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「寄合」の例文・使い方・用例・文例

• 今度、駅の近くに寄合百貨店が開店します。
• 因果同志の寄合い
• 江戸時代の町役人などの寄合所