安四面銅鉱
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 05:51 UTC 版)
安四面銅鉱(あんしめんどうこう、Tetrahedrite)は、銅やアンチモン、硫黄を主成分とし、鉄、亜鉛、砒素などを含む銅の硫化鉱物。アンチモンより砒素が多いものは砒四面銅鉱となり、組成が連続する(これらを日本では「四面銅鉱」と総称する)。肉眼で両者の区別は困難。亜鉛が多くなると条痕が赤褐色になる。銀を含むものもある。学名、和名共に結晶が正四面体になることに由来するが、不定形のものも多い。
- ^ 松原聰『日本の鉱物』学習研究社〈フィールドベスト図鑑〉、2003年。ISBN 4-05-402013-5。
- ^ Tetrahedrite Group、mindat.org
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