手稲石(Teineite)
和歌山県那賀郡岩出町山崎百山松本鉱山
Cu2+Te4+O3.2H2O 画像の幅約1.1cm
青色をした皮膜状の鉱物が手稲石です。
小中学生の兄弟が夏休みの自由研究で採集した標本をきっかけに
見付かった産地の標本で、日本では手稲鉱山と河津鉱山に次ぐ新
産地となります。
手稲石(Teineite)
北海道札幌市西区手稲鉱山
Cu2+Te4+O3.2H2O 画像の幅約3mm
藍青色をした柱状結晶が手稲石です。
北海道の手稲鉱山で発見された鉱物で、産地の名称から手稲石と
名付けられました。
日本では手稲鉱山と静岡県河津鉱山で見付かっているテルル(Te)
と銅(Cu)の珍しい鉱物です。
この標本は、テルルの鉱物と思われる黄色い鉱物に覆われた石英
の母岩に美しい手稲石の結晶が付いています。
手稲石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 05:56 UTC 版)
手稲石(ていねせき、Teineite)とは、鉱物(酸化鉱物)の一種。化学組成は Cu(TeO3)・2H2O、結晶系は斜方晶系[1][2]。
- ^ a b c d Teineite mindat
- ^ a b c d Teineite Mineral Data Mineralogy Database
- ^ a b c 松原聡『フィールドベスト図鑑 vol.15 日本の鉱物』株式会社学習研究社、2006年。ISBN 4-05-402013-5。
- ^ a b 和歌山県ホームページ
- ^ Mcalpineite mindat.org
- ^ Nickel-Strunz Oxides Classification Mineralogy Database
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