多摩鉄道(旧西武鉄道)時代の車両
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蒸気機関車 客車 フハ1・2→ハフ1・2開業用に国鉄より払下げを受けた元甲武鉄道の木製2軸客車(明治27年平岡工場製、定員50人)旧ハ2302・2303。 内燃動車 キハ10形(10-12)1928年黒板工業所製(竣工図に目黒板工業所と表記されていたため誤って伝えられていた)の木製2軸ガソリンカー(定員40人)。調子が悪く翌年に松井製作所にて大改造されている。戦後は使用されることなく廃車となった。 キハ20形(21・22)1938年日本車輌製造製半鋼製2軸ガソリンカー(定員50人)。日曜祭日彼岸時には武蔵境 - 多磨墓地前間を15分毎に頻発運転していた。戦中は木炭瓦斯発生装置を取付し代燃車となっている。1953年改造され3扉化、車体延長されボギー車となりクハ1121・1122となる。その後は他の私鉄に譲渡され、羽後交通雄勝線デハ7、豊橋鉄道ク1505→2301となった。詳細は「西武モハ101形電車」を参照。
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