増収率

証券用語集

増収〈増収率〉

前の決算期と比べて売上高が増加すること。
通常、企業は常々事業の拡大を指向し、売上増すなわち増収をめざします。ただし、従来のように右肩上がりの成長が期待できない昨今の経営環境下にあっては、売上高の拡大よりも利益増にウエイトが置かれるようになってきています。前期の売上高に対する増加率を％表示したものが「増収率」です。反対に、前の決算期と比べて売上高が減少することを「減収」、減少率を％表示したものを「減収率」と言います。なお、売上高・利益のいずれも前期を上回ることが「増収増益」で、株式市場では増収増益企業が投資対象の基本となります。

民鉄用語辞典

改定率・増収率

運賃改定の際、話題となる言葉として改定率、増収率があります。運賃改定で運賃が引き上げられれば、それまで民鉄を利用していたお客さまが他の交通機関を利用したり、買い物で使っていたお客さまが近くの商店街で済ましてしまう、といった旅客の移動が起きます。こうした移動を考えて、改定前と改定後の旅客運賃収入の増加率を算出したのが増収率です。これに対し、改定率は現実に運賃がアップされる率をいいます。

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