地底文明 デロス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:44 UTC 版)
「ウルトラマンマックスの登場怪獣」の記事における「地底文明 デロス」の解説
第39話「つかみとれ! 未来」に登場。 モホロビチッチ不連続面の移動する大空洞に築いた地底文明デロス都市に住む知的生命体。地上人類がオゾン層を破壊して宇宙放射線が地底にも降り注ぐようになったため滅びかけている。滅亡を防ぐために環境を破壊する人類の全経済活動停止を要求したが受け入れられず、「バーサーク・システム」を発動し、機械獣と尖塔により地上の大気を高濃度の酸素に変換して太古の状態に戻そうとする。尖塔はベース・タイタンを始めとするUDF各国支部を破壊する形で地上に出現。UDFに壊滅的被害を与えた上、大気改造のために高濃度の酸素が充満しているため、迂闊な攻撃が出来ない。 侵略者ではなく地球の原住民族であるため、「地球文明同士の争いには干渉しない」とするマックスは当初彼らとの戦いには関与できなかった。デロス自身も地上生物の滅亡まで望んでいるわけではなく、UDFがバーサーク・システム発動の警告を聞き入れたために、人的被害は最小限に留まっている。 後にある事態を通じて人類に対する視点を改めるものの、バーサーク・システムは自分たちでも止めることができなかった。戦いが終わった後は地上の人類に期待しながら眠りにつくが、70年後にはデロスの尖塔が地上にも建設されている描写がある。 出演:シェリー・スウェニー 声:山本百合子 書籍によっては、名称を地底人類 デロス人、デロスの知性体と記載している。
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