国立循環器病研究センター
別名:独立行政法人国立循環器病研究センター、国循
大阪府吹田市に所在する、循環器疾患の究明と克服を目指す研究機関。国立高度専門医療研究センターの機関の一つ。2010年に改組し独立行政法人となった。
同じ国立高度専門医療研究センター内の機関としては、国立がん研究センターなどがある。
国立循環器病研究センターの主な特徴として、心臓血管センターと脳卒中センターが併設されており連携した研究が可能である点、病院と研究所が一体化されており臨床現場と研究の現場が直結できる点などがある。
国立循環器病研究センターの研究開発基盤センター内に設置される、「バイオバンクデータセンター」は、治療情報をはじめとする医療上の情報や、血液・組織などの試料を収集・管理する機関である。医療情報や試料は、匿名で収集したり、患者の同意を得た上で収集したりと、患者の尊厳を守りつつ集められる。これらは研究者へ提供され、重病の研究の促進が図られる。
関連サイト:
国立循環器病研究センター
こくりつ‐じゅんかんきびょうけんきゅうセンター〔‐ジユンクワンキビヤウケンキウ‐〕【国立循環器病研究センター】
国立循環器病研究センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 14:51 UTC 版)
国立研究開発法人国立循環器病研究センター(こくりつじゅんかんきびょうけんきゅうセンター)は、日本の大阪府吹田市にある厚生労働省所管の国立研究開発法人。国立高度専門医療研究センター(ナショナルセンター)の一法人で、当センター含め全国に6か所ある専門病院の1つである。厚生労働省直轄の施設等機関であった旧国立循環器病センターから2010年に独立行政法人へ移行した。高度専門医療に関する研究等を行う独立行政法人に関する法律第2条第2号により設置された。略称としては国循(こくじゅん)が広く知られている。2019年7月にJR岸辺駅北側へ新築移転。
- ^ “大阪府北部を震源とする地震に係る被害状況等について” (PDF). 内閣府 (2018年6月18日). 2018年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月19日閲覧。
- ^ “国立循環器病センター混乱 入院患者40人を他院へ搬送”. 朝日新聞. (2018年6月18日). 2018-6-18. オリジナルの2018年6月19日時点におけるアーカイブ。 2018年6月19日閲覧。
- ^ 国立循環器病研究センター跡 アーク不動産が購入 千里最後の大規模再開発『日本経済新聞』朝刊2018年1月26日(関西経済面)
- 1 国立循環器病研究センターとは
- 2 国立循環器病研究センターの概要
- 3 シンボルマーク
- 4 特徴
- 5 近隣施設
国立循環器病研究センター
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「タキシフォリン」の記事における「国立循環器病研究センター」の解説
2013年より大手製薬会社と認知症の有効性について共同研究。6カ月ほどタキシフォリンを投与したモデルマウスに水迷路試験を試みたところ、良好な結果となり、2017年に英国の専門誌「Acta Neuropathologica Communications」に、タキシフォリンに関する研究論文を発表。
※この「国立循環器病研究センター」の解説は、「タキシフォリン」の解説の一部です。
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