国立高度専門医療研究センター
がんや循環器疾患といった各種医療分野において、疾患の究明・克服を目指し研究を進めるための機関。先端医療開発特区(スーパー特区)に指定されている。
2012年1月現在、国立がん研究センター、国立循環器病センター、国立精神・神経センター、国立国際医療センター、国立成育医療センター、国立長寿医療センター、の6つの医療機関が、国立高度専門医療研究センター下の機関として置かれている。
国立高度専門医療研究センター下の機関に共通する特徴として、医療研究施設と病院を保有し、臨床現場と直結した研究が可能であるという点がある。高度医療の総合的な研究開発、および普及などにおいて、中核的な役割を担っている。
なお、国立高度専門医療研究センターを含む国立高度専門医療研究センター下の機関は2010年度に改組され、厚生労働省下の機関から独立行政法人に移行している。
こくりつ‐こうどせんもんいりょうけんきゅうセンター〔‐カウドセンモンイレウケンキウ‐〕【国立高度専門医療研究センター】
読み方:こくりつこうどせんもんいりょうけんきゅうせんたー
厚生労働省が所管する六つの研究開発型独立行政法人(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)の総称。癌(がん)・脳卒中・心臓病など国民の健康に重大な影響のある疾病に関する医療について調査・研究・技術開発を行うとともに、医療の提供や技術者の研修を行う。
[補説]
国立高度専門医療研究センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/21 05:19 UTC 版)
国立高度専門医療研究センター(こくりつこうどせんもんいりょうけんきゅうセンター)は、日本国立の専門医療施設の国立研究開発法人国立がん研究センター、国立研究開発法人国立循環器病研究センター、国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター、国立研究開発法人国立国際医療研究センター、国立研究開発法人国立成育医療研究センター、国立研究開発法人国立長寿医療研究センター、6法人の総称である。各法人は、国民の健康に重大な影響のある特定の疾患等に係る医療に関して、調査、研究及び技術の開発並びにこれらの業務に密接に関連する医療の提供、技術者の研修等を行うことを目的とする。
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