てつがくてき‐ゾンビ【哲学的ゾンビ】
哲学的ゾンビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 03:32 UTC 版)
哲学的ゾンビ(てつがくてきゾンビ、英語: Philosophical zombie、略: p-zombie)とは、心の哲学で使われる言葉である。「物理的化学的電気的反応としては、普通の人間と全く同じであるが、意識(クオリア)を全く持っていない人間」と定義されている。
- ^ チャーマーズ著, 林 一訳 「意識する心」 163頁
- ^ Kulstad, Mark and Carlin, Laurence, "Leibniz's Philosophy of Mind" 1.Matter and Thought, The Stanford Encyclopedia of Philosophy (Fall 2008 Edition), Edward N. Zalta (ed.)
- ^ 清水・竹田訳 <中公クラシックス>モナドロジー p.8
- ^ クリプキ 『名指しと必然性』 最終章
- ^ Kirk, Robert "Zombies" 2.Zombies and physicalism, The Stanford Encyclopedia of Philosophy (Spring 2011 Edition), Edward N. Zalta (ed.)
- ^ 小草 泰 (2007)
- ^ 佐金武 (2006)
- ^ 『意識する心』第6章「現象判断のパラドックス」(pp.221-263)
- ^ 青山拓央 (2005)
- 1 哲学的ゾンビとは
- 2 哲学的ゾンビの概要
- 3 歴史
- 4 批判
- 5 脚注
- 6 外部リンク
哲学的ゾンビ(Neurological Zombie)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 03:40 UTC 版)
「哲学的ゾンビ」の記事における「哲学的ゾンビ(Neurological Zombie)」の解説
脳の神経細胞の状態まで含む、すべての観測可能な物理的状態に関して、普通の人間と区別する事が出来ないゾンビ。
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哲学的ゾンビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 06:00 UTC 版)
すべての面で普通の人間と何ら変わりないが、クオリアだけは持たない、という仮想の存在。心の哲学において、クオリアという概念を詳細に論じるためによく使われる。
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哲学的ゾンビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 02:28 UTC 版)
「デイヴィッド・チャーマーズ」の記事における「哲学的ゾンビ」の解説
詳細は「哲学的ゾンビ」を参照 チャーマーズが好む思考実験の一つに、普通の人間と全く同じだが唯一、内面的な経験(クオリア)だけを欠いた哲学的ゾンビの話がある。彼はこの哲学的ゾンビの概念を用いて、ゾンビ論法または想像可能性論法と呼ばれる、唯物論を否定する論証、を行う。この論証は彼の立場の最も基礎的と言える部分に位置している。そのためチャーマーズを批判する研究者は、このゾンビ論法の部分に焦点をあわせて議論を展開していくことが多い。
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