及位駅とは? わかりやすく解説

及位駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 14:06 UTC 版)

及位駅
駅舎(2024年4月)
のぞき
Nozoki
大滝 (5.5 km)
(8.6 km) 院内[* 1]
所在地 山形県最上郡真室川町大字及位
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 奥羽本線
キロ程 185.8 km(福島起点)
電報略号 ノソ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
20人/日(降車客含まず)
-2004年-
開業年月日 1904年明治37年)10月21日[1]
備考 無人駅
  1. ^ この間に東北本部秋田支社境界あり(当駅から大滝寄りは東北本部管内)。
テンプレートを表示

及位駅(のぞきえき)は、山形県最上郡真室川町大字及位にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線である。

新庄方面から当駅までは東北本部管轄、以北は秋田支社管轄となる支社境となる駅である。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅。かつては単式・島式ホーム2面3線を有していたが、3番線は2020年(令和2年)現在、ロープが張られ、線路が錆びていることから使用されておらず、安全確認用鏡や「ワンマン運転乗車口」の案内板などが残されている[5]。両ホームは跨線橋で連絡している。

新庄駅管理の無人駅。駅舎は簡易な造りであるが、内部には待合所の他に出札口も設置されている。2004年(平成16年)までは簡易委託駅であり、この出札口が使用されていた。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 奥羽本線 上り 新庄方面[6]
2 下り 秋田方面[6]

利用状況

2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員20人であった[7]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000 26
2001 26
2002 25
2003 23
2004 20

駅周辺

駅前周辺には民家が数軒あるのみだが、約1.2キロメートル南下すると及位集落がある[5]

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
奥羽本線
大滝駅 - 及位駅 - 院内駅

脚注

  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、532頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ “日本国有鉄道公示第67号”. 官報. (1977年7月31日) 
  3. ^ “「通報」●奥羽本線釜淵駅ほか2駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1976年7月31日) 
  4. ^ “カプセル駅舎はいかが・・・ 利用者の評判も上々 完成まで一週間 海上コンテナ改良”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1982年12月11日) 
  5. ^ a b 『鉄道ジャーナル』通巻653号 p.28
  6. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(及位駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年4月26日閲覧。
  7. ^ 『山形県の鉄道輸送』平成26年度版 - 山形県

参考文献

  • 植村誠、山井美希(写真)「山形秋田県境の奥羽本線」『鉄道ジャーナル』第55巻第3号(通巻653号)、成美堂出版、2021年3月1日、26-33頁、ISSN 0288-2337 

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 三代目三遊亭圓歌 - 岩倉高等学校(当時:岩倉鉄道学校)の入学試験で他の答案を覗いていたら、試験官の教師に「眼鏡覗くな」と言われて頭に来て「次の駅名に振り仮名を付けよ」の設問にあった「及」「位」「のぞき」と振り仮名をつけたら正解だったから頭に来た、と「中沢家の人々」のマクラで語り、実際に山形を訪れた時に本駅に寄っている。

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「及位駅」の関連用語

及位駅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



及位駅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの及位駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS