十河存保とは? わかりやすく解説

十河存保(そごう ながやす) 1554~1576


十河存保

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/25 13:16 UTC 版)

十河 存保(そごう まさやす[注釈 2])は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将大名


注釈

  1. ^ 存保の母を兄・長治と同じ小少将とする史料があるが[4][5]、近年の研究では存保と長治は異母兄弟とされる[6][7]
  2. ^ 『続群書類従』所収の『三好別記』に「政康」とあることから、「存保」は「まさやす」と読むことが判明する[1]。また『長元記』に「正安」、『十河物語』に「政泰」とある[2]

出典

  1. ^ a b c d e f g 天野忠幸「三好一族の人名比定について」(天野 2015、初出:天野『戦国期三好政権の研究(初版)』清文堂出版、2010年)。
  2. ^ a b c d e f 谷口克広『織田信長家臣人名辞典 第2版』吉川弘文館、2010年、249-250頁。ISBN 978-4-642-01457-1 
  3. ^ a b c 阿部猛; 西村圭子 編『戦国人名事典コンパクト版』新人物往来社、1990年、460頁。ISBN 4-404-01752-9 
  4. ^ 「三好記」(山本大校注『四国史料集』人物往来社〈第二期戦国史料叢書5〉、1966年、236頁)。
  5. ^ 「阿州古戦記」(小杉榲邨編『阿波国徴古雑抄』日本歴史地理学会、1913年、875頁)。
  6. ^ 天野忠幸『三好一族―戦国最初の「天下人」』中央公論新社中公新書〉、2021年、117頁。ISBN 978-4-12-102665-1 
  7. ^ 森脇崇文 著「三好長治―畿内情勢に翻弄され続けた悲運の二代目」、平井上総 編『戦国武将列伝10 四国編』戎光祥出版、2023年、142頁。ISBN 978-4-86403-449-4 
  8. ^ a b c 天野忠幸「三好氏の権力基盤と阿波国人」(天野 2015、初出:『年報中世史研究』31号、2006年)。
  9. ^ 馬部隆弘「信長上洛前夜の畿内情勢―九条稙通と三好一族の関係を中心に―」『日本歴史』第736号、2009年。 
  10. ^ 川島佳弘「天正五年元吉合戦と香川氏の動向」(橋詰 2019)。
  11. ^ 香川県香西町 編「第二編 第九章 織田時代」『香西史』香川県香西町、1930年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1191564/106 
  12. ^ 中平景介「天正前期の阿波・讃岐と織田・長宗我部関係」(橋詰 2019, pp. 39–65)。
  13. ^ 若松和三郎『阿波細川氏の研究』戎光祥出版、2013年(原著:『中世阿波細川氏考』私家版、2000年)。
  14. ^ 中平景介「天正前期の阿波・讃岐と織田・長宗我部関係」(橋詰 2019, pp. 41–44)。


「十河存保」の続きの解説一覧

十河存保(そごう まさやす)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 02:19 UTC 版)

センゴク」の記事における「十河存保(そごう まさやす)」の解説

通称民部大輔当初は、康長が離脱した後の三好家中心的存在として三好三郎の名を主に十河名を従に表記されていたが四国征伐後から現名を名乗る。阿讃諸侯からは酒呑童子化身称される破天荒な武将酒呑童子渾名相応しく、血の変わりに酒が流れていると噂されるほどの酒豪

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