十一代(1907年 - 1970年)
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「にんべん」の記事における「十一代(1907年 - 1970年)」の解説
明治40年(1907年)4月:十代伊兵衛の長男義和が幼少にして十一代伊兵衛を襲名する。 大正7年(1918年)11月20日:法人組織の「株式会社高津商店」となる。初代社長には十代伊兵衛の弟六平が就任する。 大正10年(1921年) - 高津信託株式会社設立。 大正12年(1923年)9月1日:関東大震災により、享保以来築200年以上の店舗が六代目の蒐集した書画諸共焼失する。 大正12年(1923年)10月:社長高津六平が欧米視察から帰国し、現・文京区千石で営業を再開する。 大正13年(1924年):瀬戸物町の店舗を再建し、制服を洋装とする。 昭和6年(1931年):十一代伊兵衛が慶應義塾大学法学部を卒業し、第二代社長に就任。 昭和16年(1941年):水産物配給統制規則が公布され、配給制となる。 昭和19年(1944年):戦災により、店舗を焼失する。 昭和23年(1948年)3月17日:罹災した店舗を再建する。商号も「株式会社にんべん」とする。 昭和26年(1951年):十一代伊兵衛が健康を損ね、八代伊兵衛の長男龍五郎の次男致道が第三代社長に就任する。 昭和30年(1955年):十代伊兵衛の長女あさの婿農夫也が第四代社長に就任する。 昭和30年(1955年)4月:伊勢丹本店志にせ街に出店。以降全国各地の百貨店に出店する。 昭和37年(1962年)2月15日:蕨工場竣工。 昭和38年(1963年):十一代伊兵衛の妻倫子の弟照五郎が第五代社長に就任する。 昭和38年(1963年):百貨店部門と問屋部門を分離する。 昭和39年(1964年):つゆの素を開発。 昭和44年(1969年)5月1日:フレッシュパックを業界に先駆けて開発する。 昭和45年(1970年)4月4日:十一代伊兵衛死去。
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