北越雪譜とは? わかりやすく解説

ほくえつせっぷ〔ホクヱツセツプ〕【北越雪譜】

読み方:ほくえつせっぷ

江戸後期随筆。2編7巻。鈴木牧之(すずきぼくし)著。天保8〜13年(1837〜1842)刊。越後観察記録中心に雪国風俗・習慣などを記述


北越雪譜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/14 10:13 UTC 版)

北越雪譜』(ほくえつせっぷ)は、江戸後期における越後魚沼雪国の生活を活写した書籍。初編3巻、二編4巻の計2編7巻。著者は現在の新潟県南魚沼市塩沢で縮仲買商・質屋を営んだ鈴木牧之(京山人百樹(山東京山)増修、京水百鶴(岩瀬京水)画)。雪の結晶のスケッチ(『雪華図説』からの引用)から雪国の風俗・暮らし・方言・産業・奇譚まで雪国の諸相が、豊富な挿絵も交えて多角的かつ詳細に記されており、雪国百科事典ともいうべき資料的価値を持つ。1837年天保8年)に江戸で出版されると当時のベストセラーとなった。


  1. ^ 新潟県のガス井も紹介されている
  2. ^ 一方で18丈(約54m)の降雪があったことも紹介されている
  3. ^ 大森洋平『考証要集 秘伝!NHK時代考証資料』文春文庫 ISBN 978-4-16-783894-2 P.190


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北越雪譜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/18 09:56 UTC 版)

渋海川」の記事における「北越雪譜」の解説

江戸時代商人鈴木牧之書籍『北越雪譜』には、渋海川についての記述がある。初編『巻之中』には「渋海川ざい渉り」の題で、凍った渋海川の氷が割れて轟々と流れる様を花見様に観賞した、とあり、初編『巻之下』には「渋海川さかべつたう」の題で、春に百万(さかべつたう)が川下から川上へと川沿い上っていく様が記されている。

※この「北越雪譜」の解説は、「渋海川」の解説の一部です。
「北越雪譜」を含む「渋海川」の記事については、「渋海川」の概要を参照ください。

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