勾配抵抗とは? わかりやすく解説

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勾配抵抗

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

勾配抵抗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/12 21:43 UTC 版)

列車抵抗」の記事における「勾配抵抗」の解説

列車上り勾配差し掛かると、その地点傾きにより、重力のうちの勾配行方向の成分列車進行押し止める向きに働く。この力を勾配抵抗という。列車重量をW (t)重力加速度をg (m/s2) 勾配角度をθとすると、この力はWg sinθ表現することができる。θが十分小さ範囲ではsinθtanθであることを利用して鉄道において勾配程度を表すために一般に用いられている千分率パーミル)に置き換えると、h パーミル勾配での勾配抵抗はWghで表される10 パーミル勾配では98 (N/t)、25 パーミル勾配では245 (N/t) の勾配抵抗が働くことになる。これは、上り勾配では列車減速させる方向に働くが、逆に下り勾配では列車加速させる方向に働く。

※この「勾配抵抗」の解説は、「列車抵抗」の解説の一部です。
「勾配抵抗」を含む「列車抵抗」の記事については、「列車抵抗」の概要を参照ください。

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