別アーティストによって録音されたスマイルの曲
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「スマイル (バンド)」の記事における「別アーティストによって録音されたスマイルの曲」の解説
"Step on Me":スマイル前のバンド・1984により2パターンが録音されており、1967年3月31日にロンドン・ITVスタジオ(英語版)で制作されたデモ・テープに収録されている。 "April Lady":サウザン・コンフォート(英: Southern Comfort、マシューズ・サウザン・コンフォート (Matthews Southern Comfort) からイアン・マシューズが脱退して改名したバンド)は、アルバム『フロッグ・シティ』(原題、英: "Frog City"、Harvest SHSP 4012、1971年)にこの曲を収録している。レコード・レーベルには、カール・バーンウェル (Carl Barnwell) による曲と誤記されている。スマイル版をプロデュースしたフリッツ・フライヤー (Fritz Freyer) は、マシューズ・サウザン・コンフォートとも繋がりのあった人物である。 "April Lady"と"Earth":スタッフェルはバンド「モーガン」に加入したが、このバンドが1972年に発売した第1アルバム『ノヴァ・ソリス(英語版)』のタイトル・トラックでは、この2曲から抜粋した旋律が組み込まれている。 "Doin' Alright":クイーンにより、1973年2月5日に行われた初のBBCセッションで収録されている。このバージョンはイギリスでは1989年の『アット・ザ・ビーブ』、北米では1995年の "Queen at the BBC" に収録され、その後シングル『レット・ミー・リヴ』のカップリングとして収められた(→#歴史)。クイーンは1973年発売のデビューアルバム『戦慄の王女』"Queen" にもこの曲を収録しているが、タイトルは微妙に異なる "Doing All Right" に変更されている。この時のバージョンは、エレクトラ・レコードから1974年にアメリカ合衆国限定で発売された『ライアー』"Liar" の7インチシングルにも収録された。 "Polar Bear"と"Silver Salmon":クイーンはデビューアルバム収録中にデモ・トラックとしてこれらを収録したが、未発表音源となった。 "See What a Fool I've Been":クイーンは第2アルバム『クイーン II』のセッション中だった1973年8月にこの曲を収録した。アルバムそのものには収録されなかったものの、その後1974年発売の『輝ける7つの海』シングルカットでB面収録される。このバージョンは後にボックス・セット『ザ・コンプリート・ワークス(英語版)』のボーナスLP『コンプリート・ヴィジョン』"Complete Vision" に収録された。また『クイーン II』はハリウッド・レコードから1991年にアメリカ向けに再版されたが、その際この曲は特典トラックとして収録された。1987年と1990年にイギリス・日本でそれぞれ発売された8センチCDシングルでは、再び『輝ける7つの海』のB面として収録された。また、クイーンはジョン・ピールと共演した4回目のBBCセッションでこの曲を収録している。 "Blag":再録された訳ではないが、ソロ・フィーチャーの部分は、メイのクイーンとしてのキャリア、またソロキャリアを通じて発展し続けている。この曲からのメイのソロは、以下のアルバムで聞くことができる。『サン・アンド・ドーター』"Son and Daughter"(クイーン3度目のBBCセッション、1974年、先述のBBCアルバムに収録) 『ブライトン・ロック』"Brighton Rock"(1974年のクイーン第3アルバム『シアー・ハート・アタック』に収録) 同じく『ブライトン・ロック』の『ライヴ・キラーズ』(1979年)収録版 1982年収録のライヴアルバム『オン・ファイアー/クイーン1982』の「ギター・ソロ」"Guitar Solo" 『ブライトン・ロック・ソロ』"Brighton Rock Solo"(1986年の『クイーン・ライヴ!!ウェンブリー1986』で収録、1992年発売) 『ギター・エクストラヴェガンス』"Guitar Extravagance"(ブライアン・メイ・バンドのライヴアルバム『ライヴ・アット・ブリクストン・アカデミー(英語版)』、1993年) 「ギター・ソロ」"Guitar Solo"(クイーン+ポール・ロジャースのライヴアルバム『リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ』、2005年) "Polar Bear":ヴァレンシアが2003年にリリースしたアルバム『クイーン・トリビュート』"Queen Tribute" に収録されている。 "Earth"と"Doin' Alright":スタッフェルのソロアルバム "aMIGO"(2003年)に収録されている。両トラックにはメイがギター・ヴォーカルとして参加している。また『アース』には、モーガンのメンバーだったモーガン・フィッシャーがキーボードでフィーチャーしている。 "White Queen (As It Began)":クイーンの第2アルバム『クイーン II』(1974年)に収録された。また1974年4月3日に行われた4回目のBBCセッションでも収録されている。公式にはライヴアルバム『ライヴ・アット・ザ・レインボー‘74』に2回のライヴパフォーマンスが収録されている。
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