初代 E8#H型(1984年 - 1987年)
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「トヨタ・カローラFX」の記事における「初代 E8#H型(1984年 - 1987年)」の解説
※日本・欧州仕様:1987年-1992年、南アフリカ仕様:1987年-2007年 該当型式:EE90/AE91/AE92 カローラシリーズ全体では通算6代目。 このモデルになると、カローラレビンがFX同様のFFになったため、全日本ツーリングカー選手権への参戦はなくなった。 1987年5月 - 6代目カローラ・スプリンターの発表と共にフルモデルチェンジ。搭載されるエンジンは、1.3Lの2E-LU型(73PS/6,000rpm)、新開発1.5Lハイメカツインカム・EFIの5A-FE型(94PS/6,000rpm)、1.5Lハイメカツインカム・キャブレター仕様の5A-F型(85PS/6,000rpm)、1.6Lスポーツツインカムの4A-GE型(120PS/6,600rpm・ネット値)が搭載された。5A系エンジンの登場により1.3Lの2E-LU以外全車DOHC16バルブとなった。グレードは上位から3ドアが1600GT/1500Zi/1500G/1500・1300L/1300D、5ドアは1500Zi/1500G/1500・1300L。 1989年5月 - マイナーチェンジ。内外装のデザイン・グレード名称が変更され、GTの4A-GE型エンジンがハイオクガソリン対応となり140PS/7,200rpmにパワーアップし、1500ZSと1500VSに5A-FE型のEFIなどを改良した5A-FHE型(EFI-S・105PS/6,000rpm)が搭載された。これに伴い、キャブレター仕様の5A-F型は廃止。さらに、2E-LU型搭載の1.3L車が廃止されたため、全車DOHC16バルブ化、及びEFI装着となった。また、GTの装備を簡略化したGTVが追加された。1600GTに電子制御サスペンションのTEMSとオートドライブ(後期型はGTVにも設定。ただし、4輪ESC(ABS)とは組み合わせ不可)がオプション設定されていた。また後期型のGT、GTV、ZS、VSには4輪ESCがオプション設定された。 2007年まで南アフリカでTAZZ(乗用仕様)/CARRI(パネルバン仕様)の名前で生産されていた(南アフリカ国内でオーリス発売と同時にモデル廃止)。 前期型(英国仕様) 前期型(英国仕様) 豪州仕様 TAZZ FL(南アフリカ仕様) TAZZ FL(南アフリカ仕様)
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