切手の名称とは? わかりやすく解説

切手の名称

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 23:48 UTC 版)

切手」の記事における「切手の名称」の解説

切手」という名称はもともとは持参人に表示され商品引き渡す一種商品券意味するもので、当初は「切符手形」と称していたが、その後略され切手とされるようになった江戸時代には通称名を「蔵預かり切手」と呼称した。米切手はその代表格であるといわれ、蔵屋敷などの交換所商品交換することができた。やがてこれらの手法が民間にも派生し1777年には大阪菓子屋虎屋伊織饅頭切手発売した以後羊羹やうなぎ、鰹節、酒などの切手江戸を含む各都市商家発売され庶民定着した。そのため、明治時代郵便料金支払い証明する意味で「切手」が使われるようになった際には、他の類似証券類が別の名称区別して扱われるようになった。現在では、切手といえば郵便料金前納したことを証明するために手紙などの郵便物貼る金券一種紙片のことを表すようになった広く認知されている郵便切手関連性から、JPタワー内の日本郵便が手がけた初の商業施設にも「KITTE」の愛称つけられている。 英語では切手は "stamp"(スタンプ)というが、これには証紙の意味もある。もともとイギリスでは言論統制の手段として新聞税金をかけていたが、その新聞納税証拠として証紙印刷されていた。この証紙のことを "stamp" と呼称していたため、同様に郵便税(郵便料金)を前納し証拠としてそのまま使われるようになったそのような出自もあってか、英連邦諸国では、切手印紙としての機能持っていた。

※この「切手の名称」の解説は、「切手」の解説の一部です。
「切手の名称」を含む「切手」の記事については、「切手」の概要を参照ください。

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