冷暖房設置改造
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「熊本市交通局1080形電車」の記事における「冷暖房設置改造」の解説
熊本市電では利用客の減少から3度にわたって路線が廃止され、一時は全廃計画まで立てられたが、一転して存続が決まると利用促進に向けた積極投資が続けられた。その代表的なものが冷房化であり、1978年(昭和53年)から1980年(昭和55年)までの3年間でほとんどの車両に冷房装置が搭載された。 一般的な鉄道車両の冷房装置は交流電源のモーターを使用するため直流の架線電源を交流に変換する補助電源装置を必要とするが、路面電車車両の場合には設置スペースや重量の増加、あるいは価格の面で問題があるため、熊本市電では富士電機へ開発を依頼し、同社が新開発した架線電源直流600ボルトで稼働する冷房装置を設置することとなった。本形式に対する冷房化は、当時在籍していた5両を対象に1979年(昭和54年)または翌1980年に施工。5両ともFAD2225-2形集中式冷房装置(冷房能力2万5,000キロカロリー毎時)が設置されている。 冷房に続き熊本市電では1979年1月以降、座席下に電熱式暖房装置を設置する車両も順次登場したが、この暖房設置改造も本形式では5両全車に行われている。
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冷暖房設置改造
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「熊本市交通局1200形電車」の記事における「冷暖房設置改造」の解説
熊本市電では利用客の減少から3度にわたって路線が廃止され、一時は全廃計画まで立てられたが、一転して存続が決まると利用促進に向けた積極投資が続けられた。その代表的なものが冷房化であり、1978年(昭和53年)から1980年(昭和55年)までの3年間でほとんどの車両に冷房装置が搭載された。 一般的な鉄道車両の冷房装置は交流電源のモーターを使用するため直流の架線電源を交流に変換する補助電源装置を必要とするが、路面電車車両の場合には設置スペースや重量の増加、あるいは価格の面で問題があるため、熊本市電では富士電機へ開発を依頼し、同社が新開発した架線電源直流600ボルトで稼働する冷房装置を設置することとなった。冷房化第一陣には本形式から1202・1208号が選ばれ、冷房化試作車として1978年8月2日より営業運転を開始した。この2両が日本で最初の冷房付き路面電車車両である。冷房装置の形式名はFDA2225-1形。 残りの8両についても、1978年から翌1979年(昭和54年)にかけて冷房化工事が施工され、こちらはFAD2225-2形冷房装置(冷房能力2万5,000キロカロリー毎時)が設置された。先のFAD2225-1形と形状が異なり、丸みを帯びた蒲鉾型断面のFAD2225-1形に比して角ばった断面になっている。 冷房に続き熊本市電では1979年1月以降、座席下に電熱式暖房装置を設置する車両も順次登場したが、この暖房設置改造も本形式では10両全車に行われている。
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冷暖房設置改造
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「熊本市交通局1090形電車」の記事における「冷暖房設置改造」の解説
熊本市電では利用客の減少から3度にわたって路線が廃止され、一時は全廃計画まで立てられたが、一転して存続が決まると利用促進に向けた積極投資が続けられた。その代表的なものが冷房化であり、1978年(昭和53年)から1980年(昭和55年)までの3年間でほとんどの車両に冷房装置が搭載された。 一般的な鉄道車両の冷房装置は交流電源のモーターを使用するため直流の架線電源を交流に変換する補助電源装置を必要とするが、路面電車車両の場合には設置スペースや重量の増加、あるいは価格の面で問題があるため、熊本市電では富士電機へ開発を依頼し、同社が新開発した架線電源直流600ボルトで稼働する冷房装置を設置することとなった。本形式に対する冷房化施工は1978年または翌1979年(昭和54年)で、7両ともFAD2225-2形集中式冷房装置(冷房能力2万5,000キロカロリー毎時)が設置されている。 冷房に続き熊本市電では1979年1月以降、座席下に電熱式暖房装置を設置する車両も順次登場したが、この暖房設置改造も本形式では7両全車に行われている。
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冷暖房設置改造
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「熊本市交通局1350形電車」の記事における「冷暖房設置改造」の解説
熊本市電では利用客の減少から3度にわたって路線が廃止され、一時は全廃計画まで立てられたが、一転して存続が決まると利用促進に向けた積極投資が続けられた。その代表的なものが冷房化であり、1978年(昭和53年)から1980年(昭和55年)までの3年間でほとんどの車両に冷房装置が搭載された。 一般的な鉄道車両の冷房装置は交流電源のモーターを使用するため直流の架線電源を交流に変換する補助電源装置を必要とするが、路面電車車両の場合には設置スペースや重量の増加、あるいは価格の面で問題があるため、熊本市電では富士電機へ開発を依頼し、同社が新開発した架線電源直流600ボルトで稼働する冷房装置を設置することとなった。本形式に対する冷房化施工は1978年または翌1979年(昭和54年)で、6両ともFAD2225-2形集中式冷房装置(冷房能力2万5,000キロカロリー毎時)が設置されている。 冷房に続き熊本市電では1979年1月以降、座席下に電熱式暖房装置を設置する車両も順次登場したが、この暖房設置改造も本形式では6両全車に行われている。
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