冬戦争・継続戦争とは? わかりやすく解説

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冬戦争・継続戦争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/05 18:43 UTC 版)

マッティ・アールニオ」の記事における「冬戦争・継続戦争」の解説

第二次世界大戦勃発後、ソ連フィンランド侵入して冬戦争が始まると、アールニオは少佐となり第4猟兵大隊(JP 4)の指揮官としてラドガ湖北方展開した。第4大隊はラウリ・アラン・トルニ少尉所属していたことでも知られている。フィンランド軍兵力物資の不足にも関わらず機動力地の利生かして赤軍分断し上で雪中孤立させることに成功したのである。この戦術モッティ戦術呼ばれ、アールニオはこれを遂行する為に4大隊に加えて6個大隊率いた作戦後、この戦功に基づきアールニオはモッティ・マッティの渾名与えられた。継続戦争勃発時、第9猟兵連隊長となる。第9連隊はラドガ・カレリアの奪還参加した1941年12月、第56猟兵連隊長ラップランド戦争の頃には第2猟兵大隊長務めた

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冬戦争・継続戦争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/18 16:17 UTC 版)

ラリー・ソーン」の記事における「冬戦争・継続戦争」の解説

1939年秋トルニ兵役期間が完了した直後冬戦争勃発したフィンランド国防軍戦時動員体制移行し兵役終え予備役将兵一員となったトルニそのまま軍に残留する事となった。トルニはマルッティ・ヌルメン(フィンランド語版)中佐率いられた第4猟兵大隊配属される同大隊は敵後方への浸透攻撃任務としており、第13師団指揮下でラドガ湖北部展開していた。 1940年1月、ヌルメン中佐交通事故死する。新たな大隊長にはマッティ・アールニオ少佐着任した。彼はラドガ湖前線移動し、レメッティ(Lemetti)におけるソ連軍師団包囲殲滅参加した。この戦いの中で、彼の英雄的な功績上官たちによってすぐさま認められた。1940年2月からハミナの予備役将校学校入学し冬戦争終盤には少尉昇進している。 冬戦争終結後1941年ナチス・ドイツ武装親衛隊ヴィーキング師団にてフィンランド義勇兵大隊ドイツ語版)の編成が始まる。同年6月6日トルニ武装親衛隊入隊し武装親衛隊少尉として同大隊に所属したものの、7月10日には士官不足を理由フィンランド国防軍呼び戻された。 トルニの名を一層知らしめたのは、続いてフィンランドソ連の間で戦われ継続戦争における彼の功績である。1943年1月遊撃戦専門とする2個中隊を第1師団から抽出することが決定されトルニは第2遊撃戦中隊指揮官就任した。この部隊非公式にトルニ支隊呼ばれた遊撃戦中隊は敵の戦線後方侵入して破壊工作を行う事を目的とした部隊で、その戦果はすぐに両軍評判となったトルニ支隊所属した兵士一人には、後のフィンランド大統領マウノ・コイヴィストがいた。1944年7月から8月にかけて、トルニ支隊継続戦争最後の戦いでもあるイロマンツィの戦い参加した。この戦いの間、コイヴィストはトルニ大尉指揮下の偵察中隊参加していたという。 トルニ支隊ソビエト連邦軍重大な損害与えた為、ソ連軍当局トルニにおよそ300フィンランドマルク相当の懸賞金掛けた。彼はソ連軍当局懸賞金掛けた唯一のフィンランド将校であった1944年7月8日マンネルヘイム十字章受賞する

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