仏図澄とは? わかりやすく解説

ぶっとちょう【仏図澄】

読み方:ぶっとちょう

232348中国五胡十六国時代西域の僧。中央アジア庫車(クチャ)の人。晋の永嘉年間307312)に洛陽入り種々の神秘現し仏教広め多く仏寺建立中国仏教基礎つくった。竺仏図澄(じくぶっとちょう)。


ぶっとちょう 【仏図澄】

中国初期仏教時代活躍した西域僧。亀茲国クチャ)の人。敦煌経て洛陽に来、呪術予言で人を教化した後趙の王の帰依を受け顧問として活躍し多くの寺を建て、多数門人教えた門人中には道安・竺法汰・僧朗らがいる。(二三二~三四八)

仏図澄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/15 02:29 UTC 版)

仏図澄(ぶっとちょう、ブッダチンガ、: buddhacinga232年 - 349年1月13日永和4年12月8日))は五胡十六国時代の西域からの渡来僧。中国の神異僧の筆頭に挙げられる。竺仏図澄とも記載される。姓は白、亀茲国の出身であるという[1]ウッディヤーナ英語版(烏萇)で出家したのち、罽賓仏学の研鑚に励んだ。


  1. ^ 『晋書』によると天竺出身である。
  2. ^ a b c d 川本芳昭『中華の崩壊と拡大 魏晋南北朝』講談社〈中国の歴史05〉、2005年2月、65頁。 


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