人権NGO
英語:Human Rights NGO
人権問題を中心的課題とし、人権の擁護と尊重のために活動する非政府組織(NGO)の総称。
人権NGOの主な取り組みとして、人権侵害の実態に関する調査報告、問題の提起や啓蒙活動などを挙げることができる。国際連合人権理事会をはじめとする政府組織とも密接に連携している。
国際的に活動している主な人権NGOとしては、アムネスティ・インターナショナル(AI)、国際人権連盟(FIDH)、ヒューマンライツウォッチ(HRW)などがある。AIはロンドン、FIDHはパリ、HRWはニューヨークに本部を置いている。
なお、アムネスティ・インターナショナルは1977年にノーベル平和賞を受賞している。
じんけん‐エヌジーオー【人権NGO】
人権NGO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 03:53 UTC 版)
全体主義的な人権抑圧主義にある国が戦争を起こしやすいとの見解から、第二次大戦後は人権擁護を基本精神の一部にすることを連合国側は構想していた。人権、基本的自由を尊重する考え方は国連主要目的の柱の一つになった。(国連憲章1条3項)人権NGOの舞台は、人権委員会である。委員会は43名の政府代表で構成され、3年を任期とする。日本は1982年以来今日までメンバーである。人権委員会は2006年に人権理事会へと改組した。
※この「人権NGO」の解説は、「非政府組織」の解説の一部です。
「人権NGO」を含む「非政府組織」の記事については、「非政府組織」の概要を参照ください。
- 人権NGOのページへのリンク