乱歩とは? わかりやすく解説

らんぽ【乱歩】

読み方:らんぽ

ランダムウオーク


乱歩

読み方:らんぽ
【英】:random walk

ランダムウォーク和訳,酔歩ということもある. \{X_n\}_{n=1}^\infty\,互いに独立同一分布にしたがう確率変数の列とするとき,


S_0=s~(定数), \qquad
 S_n=s + \sum_{i=1}^n X_i


によって定義されるマルコフ連鎖. すべての n\, に対して \mathrm{P}(X_n=d)=p\,, \mathrm{P}(X_n=-d)=q=1-p\, であるときを単純ランダムウォークといい, さらに p=q=1/2\, のとき, 単純ランダムウォーク対称であるという. 壁によって動き遮られたり, 動く範囲制限されるランダムウォーク考えることもできる.

詳しくは基礎編:ランダム・ウォークブラウン運動を参照.


江戸川乱歩

(乱歩 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 14:37 UTC 版)

江戸川 乱歩(えどがわ らんぽ、旧字体:江戶川 亂步1894年明治27年〉10月21日 - 1965年昭和40年〉7月28日)は、日本推理小説家怪奇・恐怖小説家[※ 1]アンソロジスト[※ 2]。本名は平井 太郎(ひらい たろう)[1]日本推理作家協会初代理事長位階正五位勲等勲三等。ペンネームは小説家のエドガー・アラン・ポー[2][※ 3]のもじり。


注釈

  1. ^ a b この分野の乱歩の作品集として『鏡地獄―江戸川乱歩怪奇幻想傑作選』角川ホラー文庫、『文豪怪奇コレクション 猟奇と妖美の江戸川乱歩』双葉文庫などがある。
  2. ^ 『世界短編傑作集』や『怪談入門』を編纂した。
  3. ^ 2001年に発見された『二銭銅貨』の草稿には、「江戸川藍峯」(えどがわ らんぽう)と署名されていた[3]
  4. ^ 全集は刊行順に、生前刊は平凡社全13巻(戦前)、春陽堂全16巻、光文社全23巻、桃源社全18巻(近年沖積舎で復刻)。没後刊は講談社で全15巻(新版 全25巻)、他に「文庫版全集」が、昭和末期に講談社文庫全66巻、平成(21世紀に入り)に光文社文庫全30巻が刊行。
  5. ^ 『心理試験』や『人間椅子』『屋根裏の散歩者』などの初期の作品を含む21作品がこの家で執筆されており、そのほとんどが大正14年(1925年)に創作された。明智小五郎が初登場する『D坂の殺人事件』もこの家で創作された。また乱歩はこの家に住んでいた当時、床の間の天井板を外して踏み台に載り、首だけを出して屋根裏を覗いてみて、その捨てがたい眺めに陶然とした。その経験を元に『屋根裏の散歩者』が書かれた。
  6. ^ 途中で話が続けられなくなり中断した。乱歩本人が掲載誌にお詫びとして読者へ謝罪し、中断を発表している。
  7. ^ 発表当時は「小松龍之介」名義。
  8. ^ これは古典推理小説ではよくあることで、同時期の横溝正史作品などにもよく見られる。

出典

  1. ^ 厚木淳「江戸川乱歩」『日本大百科全書』(JapanKnowledge版)小学館、2001年。 
  2. ^ 三善貞司 (2011年7月23日). “江戸川乱歩 (上) 雑誌「新青年」に掲載、好評 『二銭銅貨』で作家デビュー”. 大阪日日新聞. なにわ人物伝 -光彩を放つ-. 2012年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月12日閲覧。
  3. ^ 乱歩の名作「二銭銅貨」、最初期の草稿見つかる”. Yomiuri On-Line. 読売新聞社 (2001年11月21日). 2001年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年7月10日閲覧。
  4. ^ 『新潮日本文学アルバム41 江戸川乱歩』新潮社,1993 p.14
  5. ^ a b 江戸川乱歩とシンフォニア(その1)”. シンフォニアテクノロジー. 2020年5月9日閲覧。
  6. ^ a b 江戸川乱歩とシンフォニア(その2)”. シンフォニアテクノロジー. 2020年5月9日閲覧。
  7. ^ 小酒井不木「『二銭銅貨』を読む」(1923)、新保博久・山前譲編『乱歩【上】』(講談社、1994年)所収。
  8. ^ 奈落一騎、荒俣宏『江戸川乱歩語辞典』誠文堂新光社、2020年8月5日、41頁。ISBN 978-4416520420 
  9. ^ 三善貞司 (2011年7月30日). “江戸川乱歩 (下) 全集災い、検閲で発禁同然に 戦後推理小説界発展に尽力”. 大阪日日新聞. なにわ人物伝 -光彩を放つ-. 2012年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月12日閲覧。
  10. ^ 岩井寛『作家の臨終・墓碑事典』(東京堂出版、1997年)54頁
  11. ^ エロ・グロ・ナンセンス”. コトバンク. 2020年5月9日閲覧。
  12. ^ “言論統制下も執筆続ける 乱歩ら、海軍関連の会報で”. 日本経済新聞. (2018年5月24日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30895060U8A520C1CR0000/ 2024年3月12日閲覧。 
  13. ^ 江戸川乱歩著『貼雑年譜はりまぜねんぶ』(東京創元社 完全復刻版)【今出川 閉架 910.268 E9549 】同志社大学図書館(2022年5月5日閲覧)
  14. ^ 小林信彦『東京のロビンソン・クルーソー』晶文社、1974年6月30日、144-147頁。 
  15. ^ 1959年7月31日の対談「文壇よもやま話」 カルチャーラジオ NHKラジオアーカイブス「江戸川乱歩」(3)[リンク切れ]
  16. ^ 山田風太郎『風眼抄』(六興出版、1979年)p.152
  17. ^ 江戸川乱歩の世界[リンク切れ]
  18. ^ a b c d e 【シティライフ】旧江戸川乱歩邸(東京都豊島区)執筆支えたついの住み家『読売新聞』東京夕刊2022年4月11日2面
  19. ^ 目立つ場所に建っていないので、簡単な謎解きの楽しみがある。
  20. ^ 鳥羽市観光基本計画 ― 資料編別冊 - 鳥羽の観光史略年表 鳥羽市 2024年1月17日閲覧。
  21. ^ a b c “火災で休館の「江戸川乱歩館」 鳥羽でリニューアルオープン”. 中日新聞Web. (2023年4月23日). https://www.chunichi.co.jp/article/677479 2024年3月12日閲覧。 
  22. ^ “乱歩の作品模型で再現 鳥羽・乱歩館 火災1年半 29日再開”. 読売新聞. (2023年4月21日). https://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20230420-OYTNT50190/ 2024年3月12日閲覧。 
  23. ^ a b 名張市観光パンフレット”. 名張市観光協会. 2021年11月7日閲覧。
  24. ^ 「江戸川乱歩」(3)”. NHKラジオ. 2013年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月13日閲覧。
  25. ^ 『読売新聞』2015年10月17日1面※記事名不明
  26. ^ 中島河太郎 『江戸川乱歩 評論と研究』(講談社)など
  27. ^ 江戸川乱歩”. アニメ「文豪ストレイドッグス」公式サイト. CHARACTER. 2024年3月12日閲覧。



乱歩(らんぽ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:28 UTC 版)

LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶」の記事における「乱歩(らんぽ)」の解説

天沢飼い犬子犬の頃から天沢探偵助手としての訓練受けてきたために探偵活動好み、よく家を抜け出しては街で事件匂い探っている。街の住人には探偵犬として知られ警察保健所にも活動黙認されている。

※この「乱歩(らんぽ)」の解説は、「LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶」の解説の一部です。
「乱歩(らんぽ)」を含む「LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶」の記事については、「LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶」の概要を参照ください。

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