九四式甲号撒車
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九四式甲号撒車(94しきこうごうさんしゃ)とは、日本陸軍が1934年(昭和9年)に採用した化学戦車両。名称は採用年の皇紀2594年に由来する。毒ガスの撒布を目的に、化学兵器の中和を目的とした姉妹車両の九四式甲号消車とともに開発された。九四式撒毒車、フサ。
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- ^ a b c 教育総監部「化学戦重要数量表」、1942年。(復刻版92~97頁より)
- ^ 化学戦部隊でも野戦瓦斯中隊(乙)などは馬匹編制部隊であり、本車は配備されていない。
- ^ a b 陸軍習志野学校史編纂委員会(編) 『陸軍習志野学校』 陸軍習志野学校史編纂委員会、1987年。
- ^ a b ただし、紀学仁によれば、撒車・消車とも定数は12両(『日本軍の化学戦』、42~43頁)。
- ^ ただし、藤原彰によれば前車11両と後車10両(『日本軍の化学戦』、371頁)。
- ^ 中支那派遣軍司令部「徐州会戦及安慶作戦ニ於ケル特種煙使用ノ戦例」、1938年。(『毒ガス戦関係資料II』史料44、311~314頁)
- ^ 斎藤浩「日本陸軍主要戦車」『日本陸軍機械化部隊総覧』新人物往来社〈別冊歴史読本〉、1991年、238頁。
- ^ ただし、藤原彰は、消車と撒車は同一の兵器で、秘匿のために消車と呼んでいたとする(『日本軍の化学戦』、370頁)。
- 1 九四式甲号撒車とは
- 2 九四式甲号撒車の概要
- 3 脚注
固有名詞の分類
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