万能科学研究所の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 01:54 UTC 版)
「空想科学大戦!」の記事における「万能科学研究所の関係者」の解説
ミヤビ・シズカ 万能科学研究所ミヤビ所長の一人娘。黒髪ロングの女子高生(高1)。典型的なアニメ・マンガ等の非科学的なロボット好きであり、本来なら歩かせるだけでも一苦労な巨大人型ロボットにロケットパンチや空中飛行、人工知能の搭載等の夢見がちな巨大ロボットの製作を主任研究員となった猫柳田に依頼し困らせる。 高飛車な性格で典型的なお嬢様タイプ。モユルをアッシーとして使っている。幼馴染でライバルのスミレに財力にものを言わせられ幾度と無く辛酸をなめさせられており、いつか見返そうと躍起になっている。 ネッケツ・モユル 天才科学者であったネッケツ博士の息子。18歳→19歳。万能科学研究所アルバイト職員。車と名のつくものならなんでも操縦できる天才的な指捌きを誇る。巨大ロボ・カガクゴーの操縦者となる。夢はシズカをカガクゴーの助手席に乗せること。旧車マニアであり、研究所所長が所蔵するクラシックカーのステアリングを握ることを至上の喜びとする。 このシリーズの3ヒーローの中では唯一生身の人間である。したがって、4巻第3話冒頭で他の2人に缶蹴りで負け続けたのは仕方のないことである。同じ4巻の第8話でのみ、泣きながら走って体当たりし壁を突き破るという常人ではなしえない技を行っている。 ネッケツ博士 万能科学研究所研究員。本名ネッケツ・サワグ。世界最強の超合金・STM(スーパー・チタン・モリブデン)鋼を発明。巨大ロボ・カガクゴーを開発中に心臓病で亡くなる。猫柳田とは学生時代からの友人だった。特撮やアニメなどの非科学的な内容を100以上見つけて「子供達が間違った科学を(学んでしまう)」と番組に電話抗議したくなるほど科学的にきっちりしていないと気がすまない性格。その性格は日常にも現れており、私物の全てに名前を書くほど几帳面。 ミヤビ研究所所長 ミヤビ・シズカの実父にして万能科学研究所所長。娘からは「お父様」と呼ばれる。STM鋼のデータを狙いモドキング達に研究所を毎度襲われることになってしまった。しかしモドキング達のニセカガクゴーによる同研究所による犯行と思わせた日本への破壊行為に逆に日本政府が早々に降伏してしまい、地位が「万能科学国国王」となってしまう。 カガクゴー 全長17m、重量160t。人間ではなく意思も持たないが、あえてここで解説する。ネッケツ博士がある計画の下開発を進めていたが、完成する前に博士は病気で死んでしまう。 1年後、万能科学研究所に攻めてきたモドキングのロボットに対抗するため、猫柳田たちは格納庫に向かったが、そこにあったカガクゴーは世界最強の金属「STM(スーパー・チタン・モリブデン)鋼」で出来た板を貼り合わせただけのただのがらんどうだった。猫柳田はシズカの要求で、さまざまな機能を内部メカとともに与えていく。なぜ内部をがらんどうにしていたのか、その理由とメカニズムは、終盤で判明する。なお、カガクゴーのスペックはマジンガーZを基にしている。
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