万民法とは? わかりやすく解説

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ばんみん‐ほう〔‐ハフ〕【万民法】

読み方:ばんみんほう

古代ローマで、ローマ市民以外にも適用され法規範ローマ市民にのみ適用され市民法対するもの。普遍的規範という性格から自然法同一視され、また国際法の意味用いられることもある。


万民法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/04 03:13 UTC 版)

万民法(ばんみんほう、: ius gentium, ユス・ゲンティウム)とは、ローマ法に由来する概念の一つで、全ての人に対して適用される法体系を指す。市民法(: ius civile, ユス・キウィレ)に対立する概念である。




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万民法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/09 14:16 UTC 版)

ローマ法」の記事における「万民法」の解説

「万民法」とは、外国人同士問題外国人ローマ市民との間の取引共通して適用される法の体系である。都市法務官も、市民当事者になった紛争について裁判権有する人々であったが、ローマは、その勢力の拡大と共にローマ市民外国人との取引増えるに連れて新たに市民外国人当事者になった紛争についての裁判権有する外事法務官との官職設けられ、万民法がもともとのローマ市民適用されていった。それは、万民法こそ古拙宗教的性格特徴とした古めかしい市民法乗り越えた経済的合理性有していたからである。

※この「万民法」の解説は、「ローマ法」の解説の一部です。
「万民法」を含む「ローマ法」の記事については、「ローマ法」の概要を参照ください。

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