ログ-オンとは? わかりやすく解説

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ログ‐オン【log on/logon】

読み方:ろぐおん

[名](スル)ログイン


ログイン/ログオン

【英】loginlogon

コンピュータネットワーク、あるいはサイト接続すること。ログイン名とは、オンライン・サービスへの署名アクセス権獲得使用される名前やコードのこと。

Log on ログオン

ログオンしている。とは、TSRシステム使用開始しているが、コール処理の準備ができているかどうか定かでない。という状態。

ログイン

別名:ログオン,log onサインオンsign onサインインsign in
【英】log in

ログインとは、コンピュータネットワークオンライン提供されているサービスなどにおいて、ユーザー身元確認ユーザー認証)を経てアクセスできるようにする操作のことである。または、アクセス可能となっている状態のことである。

ログインは、サービス利用ネットワーク接続などに際して個々ユーザー識別する必要がある場合に、一般的に利用されている。ユーザー一意識別するために、ユーザー名パスワードといったアカウント情報入力求められるWindows XPのように、複数ユーザーによる使用があらかじめ想定されているコンピュータシステムにも、ログインの仕組み用意されている。

ログインに対してユーザー認証による接続状態を絶ちセッション終了する操作は、ログアウト呼ばれる複数人数でPC利用する場合などは、アカウント不適切利用されないように、利用後にログアウトを行うことが望ましいとされる

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ログイン

(ログ-オン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/03 07:51 UTC 版)

画像:ウィキペディア日本語版のログイン画面

ログイン: log in)は、コンピュータの利用開始時にユーザーの身元や妥当性を識別して、さまざまなリソースへのアクセスに必要な資格情報を取得するための操作である。一般的に、コンピュータセキュリティに関する手法や手段の一部に組み込まれている。ログオン: log on)、サインイン: sign in)、サインオン: sign on)などとも呼ばれる[1]

概要

ログ (log) の本来の意味は「丸太」である。これは船舶で利用された航海日誌 (logbook) に由来する。航海日誌には船の速度を記録するが、かつては速度を「船首から投下した丸太が船尾に到達するまでの時間」で計測していたため、「ログ」という言葉を使っている(データログ#語源およびノット#起源を参照)[2]

コンピュータの利用中に付けられる利用記録を船舶用語に準えて「ログ」と呼んだこと、また作業員が工場に出勤してタイムカードに時刻を打刻することを英語で clock in と言うことから、コンピュータシステムの利用開始をログイン、利用終了をログアウトと呼ぶようになった[要出典]

一般的なシステムへのログインは、システムに対し次の文字列を入力することで行う。

  • ユーザー名 - 人物を一意に識別するために使用される短い文字列。この文字列を手がかりに、さらに本名などの情報が参照される。
  • パスワード - ユーザー名と一緒に提供される文字列。システムにログインするための「鍵」であり、第三者に悪用される可能性があるので他のユーザーには知られないようにする必要がある。パスワードは認証のための一手段であり、他の認証方法によって代替することができる。

しばしばこのユーザー名とパスワードが、コンピュータシステムコンピュータネットワーク、またはドメインへアクセスするためにも利用される。ログイン処理に伴って、ユーザー固有のセッションがコンピュータ上に作成される。システム・ソフトウェアは、ユーザーがログインしている間、このセッションによって、ユーザーが可能な動作を制限する。英語圏では、現在利用中のユーザーのグループを指して logins と呼び、システムの利用を開始する動作を log in と呼んで使い分けている。

ユーザーがセッションを終了することは、ログアウト (: log out) と呼ぶ。

同義語

「ログイン」と同義の言葉として、「ログオン」「サインイン」「サインオン」がある[3]。これらは、それぞれ対になる語が「ログアウト」「ログオフ」「サインアウト」「サインオフ」で個別に存在するが、意味は完全に同義であり、使い分けは当該のシステムの文化による。

UNIXLinuxにおいて使用される一般的な「ログイン」「ログアウト」に対して、マイクロソフトは「ログイン」という言葉を極力使わず、Windows 7までは「ログオン」を使う傾向にあった[1]。そのため、Windowsのセッションに入ることは「ログオン」、セッションを解除することは「ログオフ」と称していた[1][4]。しかし、Webサービスの拡大による「サインイン」の普及、またMicrosoft アカウントなどとの統合が進んだことを受けて、Windows 8以降は「サインイン」「サインアウト」に改称された[1][4]

サインオンという用語は、元々はIBMで使われていたものである[要出典]

なお、「シングルサインオン」は「シングルログイン」「シングルログオン」「シングルサインイン」とは呼ばれない。

かんたんログイン

日本携帯電話スマートフォンは除く)向けのウェブサイトで利用できるログインシステムに「かんたんログイン」と称するものがある。端末機の契約者固有IDを認証情報としてサーバー側に記録し、IDとパスワードの入力を省略してボタンひとつでログインすることができる。しかし、HTTPリクエストヘッダの情報を利用してやり取りするため、ヘッダ情報を偽装したなりすましの危険性が指摘されている[5]

脚注

出典

  1. ^ a b c d ログインとは - IT用語辞典”. IT用語辞典 e-Words. 2024年3月3日閲覧。
  2. ^ コンピュータの認証をなぜ「Log in(ログイン)」と呼ぶのか、その知られざる由来とは? - GIGAZINE”. gigazine.net (2014年4月30日). 2024年3月3日閲覧。
  3. ^ サインインとは - IT用語辞典”. IT用語辞典 e-Words. 2024年3月3日閲覧。
  4. ^ a b ログアウトとは - IT用語辞典”. IT用語辞典 e-Words. 2024年3月3日閲覧。
  5. ^ 小山安博: “"かんたんログイン"のセキュリティ問題とは何なのか? - WASForum 2010 (1) 「かんたんログイン」で指摘される問題性”. マイナビニュース (2010年6月7日). 2010年8月19日閲覧。

「 ログオン」の例文・使い方・用例・文例

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