レクオーナ
1896年ハバナ近郊のグヮナバコアに生まれる。作曲家、ピアニスト、バンド・マスター。5歳でピアニストとして最初の公開演奏会を開く。1910年にハバナ国立音楽院に入学。ホアンキン・ニンに作曲を師事。1916年にニュウヨークにてデビュー。アメリカに定住しながら、バンド「レクオーナ・キューバン・ボーイズ」を結成し、アメリカ合衆国から南米、ヨーロッパなど演奏旅行を行い、成功を収めた。
彼はクラシック音楽だけでなく、ショーやミュージカル、映画音楽など幅広いジャンルで数多くの作品を遺した。作風は、サロン的な小品では、19世紀フランス近代のフォーレの影響をうかがえる一方で、キューバの民族音楽を取り入れたピアノ組曲からは、スペインのアルベニスの様式に類似している事がわかる。
レクオーナ
エルネスト・レクオーナ
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