ルクランシェ電池とは? わかりやすく解説

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ルクランシェ‐でんち【ルクランシェ電池】

読み方:るくらんしぇでんち

炭素棒を正極亜鉛棒を負極塩化アンモニウム電解液とし、減極剤二酸化マンガン用いた電池起電力1.5ボルト1868年フランスルクランシェ(G.Leclanché)が発明乾電池はこれを改良したもの。


ルクランシェ電池

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 04:22 UTC 版)

ルクランシェ電池 (ルクランシェでんち、Leclanché cell) とは、1866年にフランス人科学者のジョルジュ・ルクランシェにより発明・特許取得された電池である。この電池では電解質として塩化アンモニウムカソード正極)として炭素減極剤として二酸化マンガンアノード負極)として亜鉛を用いる。後に、この電池と同じ化学反応を用いて乾電池が製造されるようになった。


  1. ^ Zinc-Carbon Batteries”. Zinc-Carbon Batteries, Molecular Expressions. National High Magnetic Field Laboratory (NHMFL), The Florida State University. 2015年11月25日閲覧。
  2. ^ a b J.W. Simms M.I.E.E. The Boy Electrician. p. 61 
  3. ^ Leclanché Cell”. Battery Facts. 2015年11月25日閲覧。
  4. ^ James B. Calvert. “The Electromagnetic Telegraph”. 2015年11月25日閲覧。


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ルクランシェ電池

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/08 15:20 UTC 版)

ジョルジュ・ルクランシェ」の記事における「ルクランシェ電池」の解説

詳細は「ルクランシェ電池」を参照 負極亜鉛の棒、正極二酸化マンガン炭素混合物多孔質容器包んだもの、電解液塩化アンモニウム水溶液とした湿電池で、正極二酸化マンガンにより酸化されて水となるため水ガス発生せず長時間使用が可能となった電池歴史上この発明画期的であり、現在のマンガン乾電池基本構造は同じである。 ルクランシェの元々の設計では劣化する傾向があったが、後の技術者によって改善された。

※この「ルクランシェ電池」の解説は、「ジョルジュ・ルクランシェ」の解説の一部です。
「ルクランシェ電池」を含む「ジョルジュ・ルクランシェ」の記事については、「ジョルジュ・ルクランシェ」の概要を参照ください。

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