リゾートしらかみ 青池編成 → クルージングトレイン
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「国鉄キハ40系気動車 (2代)」の記事における「リゾートしらかみ 青池編成 → クルージングトレイン」の解説
当初は名称が存在しなかったが、2003年の姉妹車「橅(ブナ)」編成の登場に伴い、「青池」編成と命名された。 キハ48 533・540・1521・1543を改造したもので、いずれも原番のままである。1・4号車の533と540は展望ラウンジ付きの座席車(回転リクライニングシート)、2・3号車の1521と1543は6人または4人用の簡易個室車とし、同時に冷房装置 (AU26J-A×2) を搭載、機関をDMF14HZ (300 PS / 2,000 rpm) に換装している。 外観では、1・4号車の前頭部形状を高運転台・半流線型の非貫通構造に変更し、前照灯をHIDとした。併せて全車の側窓を拡大してブロンズガラスの固定窓とし、眺望を存分に楽しめるように配慮された。この意匠は以降の「リゾートしらかみ」編成およびJR東日本の本系列改造ジョイフルトレインにも継承されている。塗装は白神山地の白、日本海の深青をイメージした塗り分けとしている。2006年3月18日のダイヤ改正を前に3両編成に短縮され、抜かれたキハ48 1521は「くまげら」に転用された。 東北新幹線全線開業に伴う2010年12月4日のダイヤ改正に合わせ、新型リゾートトレインであるHB-E300系4両編成1本が導入された ことにより、青池編成が置き換えられた。置き換え後、中間車のキハ48 1543はリゾートしらかみ全編成の4両編成化に伴い「橅」用の中間車へ流用されることとなり、残ったキハ48 533・540は2011年(平成23年)に団体列車用の「クルージングトレイン」 に改称された。転用後は前面の列車ロゴが変更されている。 リゾートしらかみ 青池編成(4両時代) リゾートしらかみ 青池編成(3両化後) クルージングトレイン(従前の『青池』編成から中間車を抜いた2両編成)
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