ヨーロッパの道路標識
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ヨーロッパの道路標識(ヨーロッパのどうろひょうしき)では現在ヨーロッパ諸国で用いられている標識の一覧を掲載する。イギリスとスペイン、アイルランド、モルドバを除き、ヨーロッパ諸国は1968年にウィーンで締結された道路標識及び信号に関する条約を参考に自国での道路標識を定めている。そのため、締結国の間で道路標識のデザインがおおよそ統一されている。
- ^ This sign is being phased out by 2019, and being replaced by the previous sign.“German Traffic Signs & Signals” (2010年1月28日). 2010年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月31日閲覧。
- ^ There is no "priority to the right" (or left) rule in the UK or Ireland
- ^ 最高速度制限の終わりではなく、全国的な制限速度の開始です。トレーラーなしの普通車の場合、一車道道路では時速60マイル、二車道道路(高速道路を含む)では時速70マイルです。
- 1 ヨーロッパの道路標識とは
- 2 ヨーロッパの道路標識の概要
- 3 概要
- 4 各国ごとの差
- 5 関連項目
ヨーロッパの道路標識
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:12 UTC 版)
「ヨーロッパの道路標識」を参照 1968年に欧州諸国は道路交通に関する条約(ウィーン交通条約)に調印し、参加国間での交通規制の標準化を手がけ始めた。その一部である道路標識及び信号に関する条約(ウィーン標識条約)によって道路標識や信号が決められている。その結果、西ヨーロッパ各国では条約以前に出来た一部の国独自の例外を除くと、道路標識は大体標準化されている。 欧州の道路標識の原則は、形と色が目的によって定義付けられていることである。三角(白か黄色の背景)は警告標識。禁止標識は丸型で周囲が赤。情報標識などは長方形。警告標識に表示される動物の例では、ムース、カエル、鹿、アヒル、牛、羊、馬、ホッキョクグマ、猿などがある。動物イラストの使用はウィーン標識条約で決められている。 方向標識はウィーン標識条約では定義されていない(少なくとも一般道のものは)。その結果、国によってはかなり違った形状のものがある。字体、矢印の形状、特に色などはかなりばらばらである。ただしウィーン標識条約では高速道路標識は緑地に白文字または青地に白文字と決められている。 「止まれ」などの文字は英語やその地域の言語が使用される。ラテン文字以外の文字を使用する言語の場合は、地名などはラテン文字での音声表記が必要とされる。 欧州各国はメートル法を採用しているので、距離単位は基本的にはメートル表示が使用される。ただしイギリスのみ例外で、マイルが使用されている。
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