ユリの店の主な人たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 19:51 UTC 版)
「花嫁衣裳は誰が着る」の記事における「ユリの店の主な人たち」の解説
麻見 由夫(よしお) 演 - 黒田アーサー ユリの弟。ユリデザインルームのマネージャー。千代の同情派である姉・ユリと違い、千代を快く思っておらず、店でトラブルが起きた時に西山たちスタッフが言う「きっと千代がやったことに違いない」などの言葉を真に受けてよく同調している。藤崎の策略による嫌がらせにショックを受けるユリのことをいつも心配し励ますなどしている。 田代 かおり 演 - 松居直美 千代の中学の同級生で、佐渡での唯一の友人。イラストを描くのが得意だった事を活かし、中学卒業後ユリデザインルームに就職するが、下働きへの不満や西山のいびりに耐えかねて千代の上京直前に退職。数日間遊び暮らしていたところを上京した千代と再会し、ユリの店で働き始めた彼女と時々会って助言をしその後彼女のサポートで復職。千代の一番の親友であり、お人好しで内気な彼女を理子と共に何かと助ける。ただし気が強く早とちりしやすい性格のせいでユリの店のスタッフや、千代とも時々衝突する。ついには藤崎のためにユリデザインルームを欺いた千代に絶交を宣言するが・・・。 葉村 理子(さとこ) 演 - 長山洋子 ユリデザインルームのスタッフの一人で病身の弟を持つ。弟の入院費を出してもらう代わりに藤崎の命令でユリの店のスパイとしてこっそり情報を流したり、完成したばかりの服を故意にアイロンで焦がして千代のせいにするなど製作活動を妨害する。しかし、その事を知りつつ周囲に言いつけなかった千代に友情を感じ、のちに千代の味方となる。かおりが千代に絶交を宣言してからも、千代に「私に恩返しをさせて」と頼むなど、彼女に好意的であり続けた。 西山 美子 演 - 甲斐智枝美 ユリデザインルームの一人で製作スタッフのリーダー的存在。以前からかおりをいびっていたため、彼女からかなり嫌われている。デザインコンクールに数回の入賞経験がありながらも、なかなかデビューできず、千代に嫌がらせを展開。千代に面と向かって「あなたはデザイナーになんかなれない。さっさと佐渡に帰った方がいい」などと言い放つこともある。その後藤崎の事務所に移籍するがここでも報われず不満を募らせる。最終回まで千代やユリとの和解には頑として応じなかった。
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