メガトン怪獣 スカイドン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:42 UTC 版)
「ウルトラマンの登場怪獣」の記事における「メガトン怪獣 スカイドン」の解説
第34話「空の贈り物」に登場。 宇宙から突如、東京晴海埠頭の埋め立て地に赤い火の玉と共に降ってきた怪獣。口から高熱火炎を放射すること以外に破壊活動は行わないが、その体重ゆえに動くだけで道路がめり込むなど、経済上の被害が続出する。ウルトラマンでさえ持ち上げられず、馬乗りになってパンチを浴びせても、尻尾に取り付いて引っ張ってもびくともしないため、ウルトラマンは活動時間の限界を迎えて一旦退散する羽目になる。科学特捜隊は宇宙へ送り返すための作戦を敢行し、「ワイヤーロックで引っ張る」「オートジャイロをつける」「ロケット弾で空に飛ばそうとする」などを経た後、「尻の穴に水素を注入して風船のように膨らませる」という方法でついに空中へ浮遊させることに成功する。しかし、作戦のことを知らされていなかった航空自衛隊のF-86戦闘機に未確認飛行物体として攻撃され、再び地上に落下し始める。巨大な質量爆弾として地上に大惨事をもたらすかと思われたが、落下中に現れたウルトラマンの空中体当たりで粉砕される。 スーツアクター:松島映一 デザインは成田亨、造型は高山良策が担当した。着ぐるみはガマクジラの改造であり、角を追加するなど大幅に頭部を作り替え、表面のイボイボを除去し、甲羅状のパーツを全身に追加している。命名は「空(スカイ)から『ドーン』と落ちてくる怪獣」ということに由来する。 設定体重の20万トンはメガトンに換算すると0.2メガトンになるため、「小数点以下から数値が始まるのに、メガトン怪獣と名乗っていいのか」と『空想科学読本』では指摘されている[要ページ番号]。 台本では粘液質の肌に長い牙、アザラシに手足と尻尾が付いたような容姿となっていた。
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