ホワイト‐タイ【white tie】
燕尾服
(ホワイトタイ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/18 03:54 UTC 版)
燕尾服(えんびふく、英: Tailcoat)は、男性の夜間の礼服。裾が燕の尾のようなのでそう呼ばれる。英語では、18世紀末から19世紀初頭のフロック(Frock)も含めて“Tailcoat”と呼ばれるため、19世紀中半以降の正装である燕尾服のみを指す場合は“Evening”が付けられ、“Evening Tailcoat”とも呼ばれる。
- ^ エイミス p 18
- ^ エイミス p 114
- ^ ペイン p378
- ^ 音楽之友社 國土潤一著「これがオペラだ 上手な楽しみ方とその知識」
渡辺和著「気軽に行こうクラシック・コンサート チケットから服装まで」 - ^ ミュージカル・演劇(京劇、雑技を含む)の開演時間についてはJTBパブリッシングのタビトモの「ニューヨーク」「ロンドン」「北京」「上海」「ソウル」、角川ONEテーマ21新書 渡辺誠著「もしも宮中晩餐会に招かれたら 至高のマナー学」
- ^ 辻元 p 31
- ^ エイミス第8章
- ^ 現在のノーベル賞授賞式や社交ダンス、オーケストラ等における燕尾服の使用例の一例である。
- ^ 日本フォーマル協会
- ^ a b The Black Tie Guide
ホワイト・タイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:49 UTC 版)
正式晩餐会、舞踏会、レセプション、大使の信任状捧呈式に着用される。 上衣は黒またはミッドナイトブルーで、剣襟に拝絹と呼ばれるサテンを付ける。ドスキン、カシミア、バラシャ、ウーステッドなどの生地で仕立てられる。チョッキは白のピケ、または絹で、シングルでもダブルでもよい。バチカンなどでは、昼間の儀式において、黒チョッキを着用する。ズボンは上衣と共布の黒またはミッドナイトブルーで、脇に2本の拝絹の側章を縫い付ける。裾は折り返さず、ベルトは不可で、ズボン吊りを使用する。シャツは白で、「いか胸」と呼ばれる胸の部分を固く糊付けしたものか、プリーツのついたものを着用する。ボタンの代わりにスタッドボタンを使い、襟はウィングカラー、カフスはダブルとする。白のピケの蝶ネクタイを付ける。黒の靴下に黒総エナメルのオックスフォードシューズ(ハトメのある紐締めのもの)かパンプスを履く。白絹または白麻のポケットチーフ、カフリンクスとスタッドボタンは白真珠や白蝶貝などの白いものとする。手袋は白または薄いグレーの鹿皮がよいが、ほとんど用いられない。帽子はシルクハットだが、夜の行事ではクロークに預けるため、ほとんど使われない。
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