ヘリコプター基地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 00:39 UTC 版)
「スイス・エア=レスキュー」の記事における「ヘリコプター基地」の解説
デューベンドルフ LSMD(Rega 1) デューベンドルフ空軍基地内に構える。1968年から運用された最古の基地となり、スイス空軍とも協力関係にあるため、民間の無線よりも広域で使用できる軍用無線の使用権限も与えられている。年間1,000回のミッションを遂行する。 バーゼル LFSB(Rega 2) ユーロエアポート・バーゼル=ミュールーズ空港(LFSB)内に構える。フランスとドイツの国境に近い立地であるため、任務の半数は南ドイツ行きであり、10%がフランスのアルザス地域圏向けとなっており、残りはスイス北西部の任務となっている。 ベルン LSZB(Rega 3) 1976年から運用開始。ベルン空港(LSZB)内に構えており、低地のため主に交通事故や病院間の搬送を行う。 ローザンヌ LSGL(Rega 4) 1981年から運用開始。レマン湖地域を担当しており、年間1,000回のミッションを遂行し、この内1/3は夜間飛行任務となっている。 ウンターヴァーツ LSXU(Rega 5) 1976年までバート ラガッツ空港を拠点としていたが、1992年以降現在の場所へ移転している。年間900回の任務を遂行しており、この内300回はウィンタースポーツでの出動となっている。 ロカルノ LSZL(Rega 6)- ロカルノ空港(LSZL)内に構える。 1980年から運用開始。イタリアとの国境に近いためイタリアへも出動する。 ザンクト・ガレン LSXO(Rega 7) 1984年から運用開始。国境地域であるためドイツとオーストリアへも出動する。 エルストフェルト LSXE(Rega 8) 1966年から運用を開始しており、1978年から現在の場所へ移転している。山岳基地となるため大半が山岳救助任務となり、夏期にはアニマルレスキュー任務も行う。 サメーダン LSZS(Rega 9) 1957年からエンガディン空港での運用を開始。高地のため山岳救助の前線基地として機能しており、操縦士、フライトドクター及びパラメディックの最低3名での主要な山岳救助任務が行われている。 ヴィルダースヴィル / インターラーケン LSXI(Rega 10) 1971年から運用開始。同様に高地担当エリアとなり、一般の登山者が訪れない「高山」に特化しており、特殊救助を主な任務とする。 モリス LSMF(Rega 12) 元々はレガと契約関係にあった他の救助企業と空軍とでモリス空軍基地として共同で運用していた。2010年以降、AW 109SPを配備し任務を行っている。 ツヴァイジンメン(Rega 14) レガと契約関係にあった他の救助企業「ボハグ」と20年に渡り共同運用していた。2012年10月に新基地の起工式が両社共同で行われ、2013年より新基地での運用を行っている。
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